四街道市議会 > 2022-03-15 >
03月15日-03号

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  1. 四街道市議会 2022-03-15
    03月15日-03号


    取得元: 四街道市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    令和 4年  3月 定例会(第1回)           令和4年第1回四街道市議会定例会 第9日                            令和4年3月15日(火曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第3号) 日程第1 議席の変更の件 日程第2 代表質問       ・れいわ輝  保 坂 康 平       ・四街道  清 宮 一 義                                              〇本日の会議に付した事件 1、開  議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1,議席の変更の件 1、代表質問    れいわ輝  保 坂 康 平    四街道  清 宮 一 義 1、散  会午後1時開議 出席議員(20名)     1番   久 保 田  敬 次 郎         2番   本  田     良     3番   阿  部  百 合 子         4番   田  中  徳  彦     5番   坂  本  弘  毅         6番   成  田  芳  律     7番   栗  原  直  也         8番   大  越  登 美 子     9番   保  坂  康  平        10番   西  塚  義  尊    11番   関  根  登 志 夫        12番   戸  田  由 紀 子    13番   石  山  健  作        14番   広  瀬  義  積    15番   山  本  裕  嗣        16番   森  本  次  郎    17番   高  橋  絹  子        18番   岡  田  哲  明    19番   長 谷 川  清  和        20番   清  宮  一  義 欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人  市   長   鈴  木  陽  介      教 育 長   府  川  雅  司  危機管理監   澤  畠     博      経 営 企画   石  渡  省  己                          部   長  総 務 部長   岩  井  勝  明      福   祉   齋  藤  千  裕                          サ ー ビス                          部   長  健康こども   山  﨑  裕  之      環 境 経済   麻  生  裕  文  部   長                   部   長  都 市 部長   嶋  田  浩  司      上 下 水道   外  谷  茂  行                          部   長  会計管理者   齊  藤  宏  一      消 防 長   齊  藤  信  行  教 育 部長   伊  藤  克  紀 本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   岩  堀  精  昇      係   長   金  親  敬  子  主 査 補   植  草  俊  幸      主 任 主事   金  坂  尚  輝 △開議の宣告                               (午後1時) ○成田芳律議長 ただいまの出席議員19名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。  直ちに本日の会議を開きます。                        ◇ △議事日程の報告 ○成田芳律議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。                        ◇ △諸般の報告 ○成田芳律議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。  3月10日に開催された都市環境常任委員会における副委員長互選の結果をご報告します。都市環境常任委員会副委員長に田中徳彦さんが決定しました。  次に、今定例会において設置されました予算審査特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付の委員会名簿のとおり指名しましたので、ご報告します。  次に、予算審査特別委員会の正副委員長互選の結果をご報告します。予算審査特別委員会委員長に保坂康平さん、同副委員長に田中徳彦さんがそれぞれ決定しました。  次に、予算審査特別委員会開催表をお手元に配付してあります。委員長が了承されていますので、これをもって開催日の通知とします。                        ◇ △議席の変更の件 ○成田芳律議長 日程第1、議席の変更の件を議題とします。  お諮りします。議席の一部をお手元に配付の議席表のとおり変更することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○成田芳律議長 ご異議なしと認めます。  よって、議席の変更については、お手元に配付の議席表のとおり決定いたします。                        ◇ △代表質問 ○成田芳律議長 日程第2、代表質問を行います。  発言時間については、質問時間のみで、先般配付しました代表質問発言順に記載の時間としますので、ご了承願います。  初めに、会派れいわ輝の代表質問を行います。  れいわ輝、保坂康平さんの発言を許します。  9番、保坂康平さん。    〔保坂康平議員登壇〕 ◆保坂康平議員 議席番号9番、保坂康平、会派れいわ輝を代表いたしまして、壇上より質問させていただきます。  質問に先立ちまして、鈴木市長、市長就任おめでとうございます。次期ごみ処理場建設など、市には問題が山積みです。もし本気で問題に取り組む覚悟があるのならば、反発も当然あるでしょう。鈴木市長には今後、つらい決断をしていかなくてはいけないことも多々あるかと思います。私たちは、鈴木市長の覚悟が本気であるならば、是々非々の姿勢を忘れずに、鈴木市長の挑戦を精いっぱい支えていきたいと考えております。  それでは、質問に入らせていただきます。  質問事項、行政改革。  ①、行財政改革の進捗状況。  ②、公共施設再配置の現況。  ③、定員適正化計画の現況。  ④、庁舎整備の現況。  ⑤、市施設、設備の維持補修の管理指針と判断方法。  ⑥、市施設利用料のスマホ、クレジット決済導入に向けての考え。  ⑦、不動産の活用方法(購入か賃貸)の指針と判断方法。  質問事項、シティセールス。  ①、ふるさと納税推進のための取組。  ②、シティセールス推進のための取組。  ③、交通利便性向上のための取組。  質問事項、市役所サービスの向上。  ①、窓口サービス向上に向けた取組。  ②、職員の労働環境配慮への取組。  ③、内部統制の運用状況。  質問事項、子育て政策。  ①、産後ケア充実のための取組。  ②、待機児童解消のための取組。  ③、民営化に向けてのこどもルームの現況と今後の課題。  ④、通学路交通安全対策の現況と取組。  ⑤、いじめ、不登校児童生徒の認知件数と、市が考える今後の課題。  ⑥、学校給食費無料に向けた市の考え。  質問事項、新型コロナウイルス対策について。  ①、新型コロナウイルスワクチンの接種状況。  質問事項、環境保全について。  ①、違法ヤード対策の現況と今後の取組。  ②、不法投棄の現況。  ③、四街道市環境白書における自然環境保全の取組。  質問事項、企業誘致について。  ①、企業誘致政策の現況と今後の取組について。  ②、成台土地区画整理事業の現況。  ③、都市計画道路の進捗状況。  ④、物井駅東口へのアクセス道路の現況。  質問事項、住環境の整備について。  ①、都市公園・児童遊園の管理方法。  ②、空き家の現況と空き家対策とその成果。  質問事項、市が抱える懸案事項。  ①、次期清掃工場用地の土壌汚染の現況と施設建設の見通し。  ②、鹿渡南部特定土地区画整理事業の現況。  質問事項、北朝鮮の拉致行為について。  ①、北朝鮮の拉致行為について市の見解。  以上、壇上よりの質問とさせていただきます。ご答弁のほどよろしくお願い申し上げます。    〔何事か言う人あり〕 ◆保坂康平議員 質問事項11番、施政方針については取り下げます。 ○成田芳律議長 保坂康平さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、鈴木陽介さん。    〔市長 鈴木陽介登壇〕 ◎市長(鈴木陽介) 皆様、こんにちは。会派れいわ輝、保坂康平議員の代表質問にお答えいたします。  私からは、第1項目、行政改革の4点目、第4項目、子育て政策の1点目、第5項目、新型コロナウイルス対策、第6項目、環境保全の1点目及び第7項目、企業誘致の3点目のご質問に順次お答えいたします。  初めに、第1項目の4点目、庁舎整備の現況でございますが、今年度進めていた四街道市庁舎整備実施設計業務は、2月の末に建築確認申請手続が完了し、3月18日の履行期限に向け、完成図書の納品準備を整えている状況でございます。  続きまして、第4項目の1点目、産後ケアの充実のための取組でございますが、現在実施している訪問型の産後ケアに加え、産婦人科等の施設を利用した宿泊型及び通所型の産後ケアを来年度実施するため、令和4年度当初予算を計上しております。なお、実施時期については、産婦人科等に業務委託をし、6月1日より利用ができるように体制を整えております。  続きまして、第5項目、新型コロナウイルスワクチンの接種状況でございますが、3月14日現在、全人口に対する接種率は、1回目81.5%、2回目80.2%、3回目39.5%、高齢者の接種率は、1回目95.7%、2回目95.4%、3回目85.2%となっています。5歳から11歳までの小児用ファイザーワクチンは、3月3日に市に800回分供給され、3月5日から接種を開始し、3月14日現在、1回目で399回の接種が行われております。  続きまして、第6項目の1点目、違法ヤード対策の現況と今後の取組でございますが、ヤード対策の現況としましては、市内には自動車解体や自動車部品を取り扱うヤードと、金属スクラップやプラスチックなどの再生可能な資源物を屋外で保管するヤードがおよそ150件存在しております。市には、これらヤードに係る騒音や悪臭などの苦情や相談が度々寄せられることから、職員による市内巡回パトロールや警察、消防と連携しての月2回程度のヤードパトロールを実施しております。また、印旛地域の不法ヤード解消に向けた県警や県、印旛管内市町などの関係機関と連携強化を図るための連絡会議にも参加しているところでございます。  次に、今後の取組としましては、ヤードに起因する苦情等への対応や、周辺住民の生活環境の保全を図るための効果的な対策が必要となることから、引き続き市内のヤードの実態把握に努めてまいります。また、昨年11月に施行されました千葉市再生資源物の屋外保管に関する条例を受け、県が各自治体の実態把握調査や聴取調査を実施しており、同様の条例制定について検討しているものと思われることから、まずはその動向を注視してまいります。  続きまして、第7項目の3点目、都市計画道路の進捗状況でございますが、都市計画道路の進捗状況としましては、令和3年度末で都市計画決定延長約50.02キロメートルのうち、約26キロメートルが整備完了の予定となっており、約52%の整備が進んでおります。現在、3・3・1号山梨臼井線及び3・4・7号南波佐間内黒田線の整備事業を進めており、3・3・1号山梨臼井線につきましては令和3年3月18日に1工区本線の供用を開始しており、最終年度となる今年度は、調整池の整備工事及び本線に附帯するのり面等の整備工事を実施しているところでございます。また、3・4・7号南波佐間内黒田線につきましては用地買収を進めており、令和3年度取得予定分を含め、令和3年度末で9地権者、約3,730平方メートル、取得率では約41.6%となっています。なお、3・3・1号山梨臼井線2工区につきましては、市の財政状況や他事業の動向を見ながら慎重に見定めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第4項目の5点目、6点目について順次お答えいたします。  最初に、5点目のいじめ、不登校児童生徒の認知件数と市が考える今後の課題ですが、市内小中学校の令和3年度1月末時点のいじめの認知件数は101件、不登校児童生徒数は178人でした。いじめ問題の今後の課題としましては、いじめのない学校づくりであると考えます。市教育委員会は、これまでの取組を行うとともに、今後SNSによるいじめの増加が心配されることから、児童生徒の情報活用能力や情報モラルの向上を図るため、市主催研修会等で教職員の資質向上を図るとともに、各学校には日常的に、タブレットの正しい利用について児童生徒に呼びかけるよう指導助言してまいります。不登校の今後の課題は、不登校の予防と対応であると考えます。市教育委員会は、これまでの支援体制を、引き続き充実させていくとともに、小学生の不登校が増加していることから、小学校の校内支援体制の見直しや、小中学校間で、早期から情報教育の機会を設けるよう、各学校に指導助言をしてまいります。  次に、6点目の学校給食無料に向けた市の考えについてですが、現在国の就学援助制度の中で、経済的な理由でお困りのご家庭に対し、給食費等を支援しています。学校給食費無償化については、市単独では厳しい状況であるため、県の動向を注視し、県と連携して補助が得られる場合に、財政状況を見ながら進めてまいります。  私からは以上となります。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。    〔経営企画部長 石渡省己登壇〕 ◎経営企画部長(石渡省己) 私からは、第1項目及び第2項目の経営企画部所管事項について順次お答えします。  初めに、第1項目の1点目、行財政改革の進捗状況についてですが、第8次行財政改革推進計画の令和2年度の進捗状況は行革効果額3億3,330万1,000円の目標に対し、3億4,909万6,000円の実績で、1,579万5,000円のプラス、達成率104.7%となっており、おおむね順調に取り組めているものと考えております。  続いて、2点目、公共施設再配置の現況についてですが、令和2年度末の四街道市公共施設再配置計画における施設の方向性は、廃止が9施設、検討が23施設、継続が79施設、建替えが2施設となっており、このうち廃止9施設の床面積の合計は4,827平方メートルで、削減率は約2.3%となっております。今後も各施設の対応方針や展開スケジュールへの取組の状況について、各施設所管課に対する調査及びヒアリングの実施、また四街道市公共施設等総合管理計画推進委員会において、公共施設保有量の削減に向けた議論を重ね、公共施設再配置計画の推進に努めてまいりたいと考えております。  続いて、5点目、市施設設備の維持補修の管理指針と判断方法のうち、管理指針については、平成28年3月に策定した四街道市公共施設等総合管理計画において、公共施設等の管理に関する基本的な考え方を示しており、日常点検や法定点検を行う中で、不具合等を発見した場合は必要に応じた修繕等を実施し、適正な管理に努めているところです。また、判断方法については、四街道市再配置計画の中で、施設の方向性が継続と決定している施設については、四街道市公共施設個別施設計画において、建物の老朽化や耐震状況を反映した建物健全度と、施設の利用状況や過去の改修実績などを総合的に評価し、優先順位及び維持補修時期を決定することで、財政負担の平準化を図ってまいります。    〔何事か言う人あり〕
    ◎経営企画部長(石渡省己) 失礼いたしました。私、先ほど建物の老朽度のところを建物の老朽化と申してしまいました。そこのところを訂正させていただきまして、もう一度読み上げさせていただきます。四街道市公共施設個別施設計画において、建物の老朽度や耐震状況を反映した建物健全度と、施設の利用状況や過去の改修実績などを総合的に評価し、優先順位及び維持補修時期を決定することで、財政負担の平準化を図ってまいります。  続いて、6点目、市施設利用料のスマホ、クレジット決済の導入に向けての考えについてですが、市といたしましては、これまで業務の効率化や市民サービスの向上を目的として、キャッシュレス決済を推進してきたところであり、今年度の取組としては、令和3年4月1日から市税や介護保険料、保育料、上下水道料金などを、スマホ決済により納付できるようにいたしました。さらに、令和3年10月1日からは、窓口サービス課と課税課の窓口で発行する各種証明書の発行手数料をクレジットカードや電子マネーにより支払うことが可能となりました。施設利用料については、現在設置している券売機の交換が必要になり、多額の初期費用が必要になることから、直ちに進めていく考えはありません。  続いて、7点目、不動産の活用方法(購入か賃貸)の指針と判断方法についてですが、各事業を推進する上で、土地や建物などの不動産の取得や活用が必要となった場合は、それぞれの事業の目的や継続性などを勘案し、ライフサイクルコストを算出した上で最も有利な手法を選択することが効果的であり、特定の指針などの定めはありませんが、事業ごとに適切な判断をしている状況です。  次に、第2項目の1点目、ふるさと納税推進のための取組についてですが、令和3年度は2月末現在で994件、2,579万9,000円の寄附をいただいているところでございます。現時点では、令和2年度より約420件増加しており、市の認知度向上及び地域活性化の推進に寄与しているものと考えております。  続いて、2点目、シティセールスの推進のための取組についてですが、基礎的な取組として、市の認知度向上に向けたプレスリリースによる積極的な情報発信を行うとともに、今年1月に委嘱しました四街道市PR大使と連携した市の魅力の発信を進めてまいります。現在制作中のシティセールス用ロゴマークを活用しながら、市のPRを積極的に実施します。  続いて、3点目、交通利便性向上のための取組についてですが、昨年10月に開始した千代田地区におけるグリーンスローモビリティを活用した実証実験につきましては、引き続き公共交通課題解決及び地域活性化への効果について検証を進めてまいります。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。    〔総務部長 岩井勝明登壇〕 ◎総務部長(岩井勝明) 私からは、第1項目、行政改革の3点目、第3項目、市役所サービスの向上及び第10項目、北朝鮮の拉致行為について順次お答えいたします。  初めに、第1項目の3点目、定員適正化計画の現況についてですが、令和3年度から令和7年度までの5年間を計画期間といたします第6次定員適正化計画では、令和3年度当初における計画職員数につきまして、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症等の災害対応や子ども・子育て関連事業、公共施設の建替え等に人員の補強が不可欠であることから、前年度に対して8人増員いたしました。また、令和4年度については、計画上3人の増員を予定しておりますが、増員した職員については、新規事業となる4月に開設される障害者基幹相談支援センターの業務など、事業が増加する部署への配置を予定しております。  次に、3項目、市役所サービスの向上の1点目、窓口サービス向上に向けた取組についてお答えいたします。本市では、窓口利用者の利便性の向上を図るため、平成22年5月より1階フロアに総合窓口を設置し、これまで複数の窓口で行っていた届出や申請といった手続を集約しているところでございます。この総合窓口では、庁舎案内、住民票の写しなど、各種証明書の発行案内のほか、市政だより等に掲載された情報についても、関係課と連絡を図りながら、市民への情報提供に努めているところです。さらに、窓口の従事者に対しましては、来庁者の方が快適にご利用いただけるよう、定期的に接遇研修を実施するとともに、万が一苦情等が発生した場合は、その内容を共有し、窓口対応の改善に努めているところでございます。今後の窓口サービス向上に向けた取組といたしましては、転入、転出等の手続に来られた方の手続には多くの待ち時間を要する傾向がございます。この待ち時間削減に向け、マイナンバーカードを利用した引っ越しに関する手続のオンライン化や、ワンストップ化を図る引っ越しワンストップサービスの導入に向けた取組を進めてまいります。  次に、2点目、職員の労働環境配慮への取組でございますが、これまでも職員の健康保持及び公務能率の向上の観点から、長時間労働の是正に向け、ノー残業デーの徹底や職員の退庁時間を原則20時としたほか、時間外勤務の上限を原則360時間、月45時間とするよう、勤務時間に係る条例等を改正し、所属長において職員の時間外勤務の適正管理に努めてきたところでございます。今後におきましても、各所属における業務量に応じた適切な人員配置により、職員間の業務量を平準化するよう努めるなど、引き続き長時間労働の是正に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、3点目、内部統制の運用状況についてですが、当市では令和3年4月に四街道市内部統制基本方針を策定し、当該方針に基づき財務に関する事務に係る内部統制の取組を推進しているところです。また、財務に関する事務のうち、特に優先して対応策の整備に取り組む必要があるリスクを識別し、各所属が対策を講じる必要のあるリスクについて、リスク管理シートを用いて対策を実行することで、内部統制の適切な運用に努めているところでございます。  最後に、第10項目、北朝鮮の拉致行為についての、北朝鮮の拉致行為についての市の見解についてお答えいたします。北朝鮮による日本人の拉致行為は、人間の尊厳、人権及び基本的自由を侵害する重大な問題であり、この行為が被害者本人とその家族に計り知れないほどの苦しみ、悲痛な思いを与え続けています。誰もが平等に有する権利を、人道に反する行為によって奪い取ることは決して許されるものではなく、また、そのような行為を二度と繰り返させてはなりません。市といたしましては、全ての拉致被害者が早期帰国を果たすとともに、平和な国民生活が脅かされることのないよう、一人でも多くの人に拉致という人権侵害に対して強い問題意識を持ち続けていただくことが、とても重要であり、必要なことであると考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第4項目めの2点目、3点目及び第8項目の1点目について順次お答えいたします。  初めに、第4項目、子育て政策の2点目、待機児童解消のための取組についてですが、国報告基準の保育所等利用待機児童数の推移につきましては、令和2年4月1日時点で74人、令和3年4月1日時点でゼロ人となっております。令和4年4月1日時点の待機児童数につきましては、現在精査中ですが、ゼロ人となる見込みです。しかしながら、当市の保育需要は依然として増え続けており、入所待ち児童も見込まれることから、これらを解消すべく、今後も保育所等の整備を進めてまいりたいと考えております。なお、令和4年度の整備方針等は、入所申込み人数や入所待ち児童数等を勘案し、令和4年4月上旬に決定する予定でございます。  続きまして、3点目、こどもルームの現況と今後の課題についてですが、令和4年度以降のこどもルームの運営委託につきましては、JR線の北側13施設をシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社に、南側11施設を株式会社明日葉に、それぞれ決定いたしました。令和3年12月1日付で、新年度に向けた準備業務を含めて委託契約を締結し、令和4年度からのこどもルーム運営に支障を来さないよう、準備を進めているところです。利用保護者の皆様に対しましては、運営事業者の変更についてご理解をいただくため、昨年の12月6日に父母会の役員の皆様と新事業者との間で意見交換を実施するとともに、1月16日には令和3年度第5回四街道市学童保育父母の会に新事業者とともに出席し、こどもルームの運営について質疑応答、意見交換を行いました。また、社会福祉協議会に雇用されている支援員等の皆様に対しましては、昨年の12月11日と12月12日に、新事業者による会社説明会及び個別の面接等が実施されており、両事業者からは、現在の支援員等の皆様におおむね継続して働いていただける旨の報告をいただいております。今後の課題といたしましては、当市では初めての株式会社による運営となることで、利用保護者の皆様から保育の内容が大きく変わってしまわないかという不安の声がありましたので、保育内容を急変させないよう、利用保護者、新事業者、社会福祉協議会と調整を図っているところです。今後も引き続き利用保護者の皆様と連携するとともに、他自治体で運営実績のある民間事業者の豊富な経験を生かすことで、よりよいこどもルームの運営となるよう努めてまいりたいと考えております。  次に、第8項目、住環境の整備の1点目のうち、健康こども部が所管する児童遊園の管理方法についてお答えいたします。児童遊園は、児童厚生施設として児童福祉法に規定され、児童に健全な遊び場を提供し、その健康を増進し、もって情緒を豊かにすることを目的としており、市内に9か所設置されています。児童遊園の管理については、清掃や除草など清掃協力作業を区・自治会よりお申込みいただいており、清掃作業を行った区・自治会に対しては、児童遊園清掃協力団体報奨金を交付しています。なお、児童遊園内の樹木の剪定、伐採、遊具などの設備の修繕については、必要に応じて市が実施しています。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。    〔教育部長 伊藤克紀登壇〕 ◎教育部長(伊藤克紀) 私からは、第4項目の4点目、通学路交通安全対策の現況と取組についてお答えします。  初めに、通学路安全推進会議にて協議した内容を通学路一斉点検結果としてまとめ、通学路の現況と対策状況をホームページに公表しました。次に、対策の状況ですが、土木課所管のうち既に実施した対策箇所は14か所、対応中の箇所は2か所の状況です。自治振興課所管の10か所と、学務課所管の16か所については、実施を完了しています。警察所管のうち既に実施した対策箇所は24か所、対応中の箇所は2か所となっております。実施した対策の主な内容としては、消えている区画線や車線分離標の更新、速度抑制を促す路面標示の設置、横断歩道の補修、区画線の引き直し及びカラー舗装の設置、注意喚起の看板設置などです。また、地域のボランティアの方やPTAの定期的な見守り活動、通学路の見直し等について学校と協議を行いました。未実施の箇所につきましては、今後歩行スペースを確保し、車両の通行を抑制する対策を行う予定で調整しており、現在関係機関への要請や予算要望を行っているところです。各校が交通安全指導を丁寧に行うことや、通学路安全合同点検及び安全推進会議の実施、協議、対策などを進め、今後も子供たちの安全確保に努めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第6項目、環境保全の2点目及び3点目、第7項目、企業誘致の1点目及び第9項目、市が抱える懸案事項の1点目のご質問について順次お答えいたします。  初めに、第6項目の2点目の不法投棄の現況でございますが、不法投棄の件数といたしましては、令和2年度が145件、令和3年度が2月末現在で106件であり、不法投棄が多い箇所といたしましては、大日、内黒田、鹿放ケ丘などとなっております。また、不法投棄物といたしましては、日常生活から発生する可燃ごみや布団、タイヤ、家電製品、ソファーなどとなっております。不法投棄の未然防止を図るための取組といたしましては、職員によるパトロールを週4日行うとともに、特に不法投棄が頻繁に発生している箇所については、週に数回循環できるよう、最適かつ効率的なルートを設定しながら、パトロール強化を図っているところでございます。また、不法投棄物を発見した場合や通報を受けた場合は、土地所有者を確認の上、民有地については不法投棄が繰り返されないよう、地権者に撤去等の適切な処置を要請し、道路等の公有地については、市で撤去等の対応をしているところでございます。今後も引き続き不法投棄の未然防止を図るため、不法投棄が頻発する箇所を重点的にパトロールするとともに、市政だよりや市ホームページなどを通じた啓発活動に努めてまいります。  次に、3点目の四街道市環境白書における自然環境保全の取組でございますが、本市の豊かな自然環境を保全する取組といたしましては、市総合計画後期基本計画及び市環境基本計画の下、蛍の生息する貴重な自然環境の保全に努めており、市内山梨地先の休耕田を自然観察地として借り上げ、蛍の自生地として市民団体や地域の皆様と連携を図り整備をしております。また、市内にはカミツキガメ、セアカゴケグモ、アライグマなどの外来生物が確認されていることから、可能な限り捕獲や駆除作業を行い、周辺の皆様へ危険が及ばないよう対応するとともに、市のホームページを通じて、市民の皆様に外来生物に関する正しい知識を普及啓発し、駆除、防除に対するご理解、ご協力が得られるよう努めております。今後も積極的な取組が展開できるよう、市民の皆様と連携して、市内の自然環境の保全に努めてまいります。  続きまして、第7項目の1点目、企業誘致政策の現況と今後の取組でございますが、昨年4月に企業立地に関する基本的な方向性を定めた四街道市企業立地促進基本方針を策定し、現在この方針に基づき、進出企業及び企業立地協力者に対する補助制度の創設を進めております。今後は、この補助制度の創設のほか、千葉市に隣接し、都心や成田空港へのアクセスが良好な本市の立地条件を生かした企業立地を促進するための施策を進めてまいります。  続きまして、第9項目の1点目、次期清掃工場用地の土壌汚染の現況と施設建設の見通しでございますが、現在再生砕石の使用の経緯等について調査を進めており、砕石混じり層の取扱いの整理に向け、再度県の関係部署との相談を行ってまいります。また、今年度も継続しております地下水モニタリング調査につきましては、これまで全ての地下水調査地点で基準値に適合している状況でございます。なお、施設建設の見通しにつきましては、広域処理も含めたあらゆる可能性を探りながら検討し、財政負担を極力抑えた形で早期に実現できるよう努めてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。    〔都市部長 嶋田浩司登壇〕 ◎都市部長(嶋田浩司) 私からは、都市部所管の7項目め、企業誘致のうち2点目、4点目、8項目め、住環境の整備、9項目め、市が抱える懸案事項の2点目につきまして順次お答えいたします。  初めに、7項目め、2点目の成台中土地区画整理事業の現況につきましては、3月18日に認可権者の千葉県が換地処分の公告を行い、地区の名称がたかおの杜に変更となります。今後、残事業といたしましては、区画整理登記や組合の清算事務などがございますが、引き続き適切な指導を行ってまいります。  続きまして、4点目の物井駅東口アクセス道路の現況につきましてお答えいたします。物井駅東口へのアクセス道路につきましては、整備するためには、設計や測量などを実施する必要がございますことから、予算措置に努めてまいります。  続きまして、8項目め、1点目の都市公園、児童遊園の管理方法のうち、都市部所管の都市公園につきましてお答えいたします。市内の都市公園164か所及び緑地27か所の維持管理につきましては、指定管理者である四街道市地域振興財団に業務委託をしております。管理の内容につきましては、四街道総合公園、四街道中央公園及び各近隣公園6か所につきましては、週1回の休場日を除き管理人が常駐しておりますので、日常的に施設の点検と清掃及び草刈り、低木剪定を行っており、また街区公園及び緑地につきましては、月1回の点検と清掃を行っており、草刈りは年2回、低木剪定は年1回、中高木の剪定や病害虫駆除につきましては、その都度現場を確認し対処しており、適正な管理に努めております。  続きまして、2点目の空き家の現況と空き家対策とその成果につきましてお答えいたします。初めに、空き家の現況といたしましては、平成29年度に行った空家等実態調査に基づき、空き家と判定された家屋並びに市民から情報提供をいただいた家屋につきまして、追跡調査を実施した結果、減少傾向となっております。次に、空き家対策につきましては、空き家の所有者から相談があった場合には、売買、賃貸、他用途施設への活用方法を提案するなど、市と協定を結んでいる関係団体と連携し、取り組んでおります。また、草木の繁茂や建物破損などで近隣に悪影響を与え、市民から情報の提供があった家屋につきましては、所有者の必要となる情報を確認し、現地調査を行い、所有者に対して空き家の現状写真を添えた文書を送付して、空き家の現状把握並びに適正な管理についてお願いをしております。次に、その成果といたしましては、令和4年2月末現在で275件となっており、平成29年度に行った空家等実態調査の件数374件より減少しております。  続きまして、9項目め、2点目の鹿渡南部特定土地区画整理事業の現況につきましてお答えいたします。鹿渡南部土地区画整理組合は、事業再建に向け、令和2年5月29日に債権者に対して相当な債務の免除及び放棄並びに利害関係人である当市に対しての支援を求めて、特定調停を東京簡易裁判所に申立てております。当市も裁判所からの要請に応じて参加しており、この調停が本事業を完成に導く最後の機会と捉えております。昨日3月14日に5回目の調停が実施され、調停成立に向け相手方債権者と合意が得られました。これを受け、本議会におきまして追加議案を上程し、お認めいただいた際には、調停合意の条件である事業完了までの事務的、財政的支援を行うことで、都市計画事業としての責務を果たしてまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 質問にご回答いただきまして、ありがとうございます。  私からは、質問事項の1番目、行政改革について、①、行財政改革の進捗状況についてなのですけれども、先日も委員会の中で遊休地の売却が数件決まったということでご連絡いただきましたけれども、市の遊休地の売却がすぐに行かないようなところの売却や活用について、どのように進めていっているのか、お聞かせいただきたくお願いします。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) 行政目的のない普通財産につきましては、売却が可能なもの、あと貸付けが可能なもの、そういった利用中や利用予定があるもの、直ちに活用することが難しいものなどの種別に分類されます。現在これらの活用の分類と併せまして、土地の形状や状況の情報を普通財産利活用カルテ、こちらに取りまとめまして、今後は将来の方向性につきまして、適切に判断した上で有効活用を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 すぐに売却が見込めない土地なんかを、例えば駐車場一時貸しをしたりとか、そういうことをよく民間でやっているとは思うのですけれども、そういうことって検討できたりはしないのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  ただいま申し上げましたとおり、その土地の形状、また状況等ございますので、そういったところがあるかと思いますが、利活用できるものは利活用するということを考えておりますので、今後もそういったところで進めていきたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 市の遊休の土地の中でも、かなり場所がいいところとかもあると思いますので、すぐに売却が難しいようでしたら一時貸し等々使い道はたくさんあると思います。何も使わずに転がしておくのというのは、もうそれ損失ですから、そのつもりでぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。  続いて、④、庁舎整備の現況についてですけれども、設計時のVE提案の成果というのをお聞かせください。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) 発注者と設計者及び技術支援者からの様々な仕様の見直しの提案などについて、3者で協議を重ねてまいりました。その内容を精査して経費の削減に取り組んだ結果、目標の50億円の範囲内に建設工事費を収めることができました。なので、VE提案による成果は大きかったと認識しているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 具体的にどれぐらいの金額とか、そういうのというのはこの場でご提示いただけますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) 削減額といたしましては約4億3,500万円となっております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。また、この後建築時にもVE提案をされるというふうに聞いていますので、その際にもぜひ積極的な提案募集をよろしくお願いいたします。  続いて、資材価格の変動が昨今のウクライナ情勢等を受けて、また騒がれておりますけれども、その変動についてどのように対応していくのか、経営企画部のお考えをお聞かせください。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) 工事請負契約約款に、工期内に予測することのできない特別の事情により急激なインフレーションやデフレーションが生じ、請負代金額が不適当となった場合に対応する規定がございます。資材価格の変動があった場合には、本約款及び市のインフレスライドの運用に関する手引き、こちらに沿って対応を図る予定でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 では、ちょっと具体的に、その約款の中でどういう手続になっているのか、ちょっとお聞かせいただけますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  約款の中では、先ほど申しましたとおりインフレーションやデフレーション、そういったものが生じたときには発注者または受注者は請負代金額の変更を請求することができるということで、この中で急激な価格の変動があったというところで、内容についての計算式というのがいろいろとありまして、その手引が市のほうで作成しております。これは県の基準に沿った形で作成されているかと思いますけれども、そちらのほうで基礎的な計算式に沿った形で、急激に上昇した場合または下落した場合の算定を行いまして、その価格で請求するというふうになっておりますので、それで対応していきたいというふうに考えております。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 それでは、そのリスクをある意味、先ほど契約にも盛り込んでいるという話ありましたけれども、業者との認識の上で契約されるということでよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) 議員仰せのとおりでございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。  質問項目5つ目、市施設、設備の維持補修の管理指針と判断方法についてですけれども、補修費が多額になるために補修できていない施設の中の部屋ですとかが多々あります。また、維持費がかかるために活用していない、あるいはちょっと持て余しているという施設も多くあるように思いますけれども、維持費や補修費も念頭に入れて建物設計はされているのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  施設に付随する設備につきましては、建設時にその有効性、利用方法や運用方法、あと維持管理方法などを念頭に建設設計を行っているところでございますけれども、時代の変化とともに建物の活用方法も当初の設計と異なる場合がございます。このため施設の大規模改修工事などを実施する場合に、施設の機能回復と併せまして、必要な用途の見直しも行う必要があるものと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 個別にこれはというのは、また次の予算審査でちょっと申し上げたいと思いますけれども、ちょっとそういうのが多々多く見られるように思います。単年会計の行政では、こうした補修費、維持費というもののリスクというのが認識しにくいかと思いますが、これは本当に意識してください。私も知見の及ぶ範囲で指摘をし続けますので、よろしくお願いします。  6番目、市施設利用料のスマホ、クレジット決済の導入に向けて、導入に向けてのデメリットは何だとお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  デメリットといたしましては、現在設置している券売機、こちらの交換が必要となり多額の初期費用が必要になることや、あと決済手数料が別途発生することが挙げられると思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 今回ペイペイキャンペーンとかで多くの事業者さんが手数料負担を支払いながらスマホ決済に協力しているということがあります。本当は、この手数料取られるからスマホ決済嫌やだったのだけれども、これだけキャンペーンやられてしまうとなという理由で導入した事業者さんも多いです。市も推奨したからには手数料分をしっかり行革目標に上げて、その分を自分たちの努力で削減していくというような姿勢が、やっぱり必要なのではないのかなというふうに思います。ちょっとこれは気に留めておいてください。  続いて、7番目、不動産の活用方法(購入か賃貸)の指針と判断方法について、購入した場合と賃貸の場合との対費用効果の検証、これは先ほどの答弁でされているということでよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  先ほどの壇上の繰り返しとなりますけれども、それぞれの事業の目的や継続性などを勘案いたしまして、ライフサイクルコストを算出し、検証の上、最も有利な手法を選択しているところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 中央小学校は、官有地あれ購入しているというふうに聞いています。四街道北中は、あれは官有地を賃貸で払っているというふうに聞いています。これ対応が違うのはなぜなのですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  中央小学校につきましても、国有地ということでお借りしている土地でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 分かりました。それは賃貸のほうが安いということのご判断をされたということですね、分かりました。ありがとうございます。  それと、3番目、市役所サービスの向上についての1点目、窓口サービスの向上に向けた取組についてですけれども、先ほどもおっしゃっていたその接遇研修や苦情対応へのシェアというのはすばらしいと思うのですけれども、これは言わば窓口サービス課の窓口だけではなくて各課に、各部署に個別の相談来られた市民に対しても同じようなことをやられているという認識でよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  窓口等の研修につきましては、その部署その部署の職員というよりも、庁内全体としての研修として実施しているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 分かりました、ありがとうございます。昨年の3月議会で市民の皆様に真摯に耳を傾けること、要望に対して迅速な対応が必要との答弁をいただきましたが、これ現状の問題意識の改善のための取組というふうに受け取らせていただきます。ありがとうございます。  続いて、3番目、内部統制の運用状況についてなのですけれども、リスクの選定及び対応策の整備で、今現在協議されていること、お話しできる範囲でよろしくお願いします。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  リスクの選定及び対応策の整備につきましては、毎年度実施した内部統制の結果に基づきまして、基本方針に規定された対象とする事務のこの範囲内において、各所属で所管します事務事業のリスク、こういったものを識別するとともに、選定されたリスクのうち優先度が高いもの、こういったものについてリスク管理シートというものに対応策を講じるということで整備をいたしまして、評価対象期間内において実行するということにしておるところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 仕事におけるそのリスクの選定等々、対応しなければいけないことというのは、これは仕事する上でどんどん出てくるわけであって、今回3月31日で一度区切って運用に区切りをするということですけれども、今後継続してやっぱりこれってやっていかないといけないと思うのです。その点はいかがお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  保坂議員仰せのとおり、この3月で取りあえず1回評価をする、まとめて評価をするわけでございますけれども、優先対応リスクとして15項目を選定させていただいておりますけれども、今後事務事業を進めていくに当たりまして、様々なまたリスク等が出現することも当然考えられるわけでございますので、そういったものについては当然のこと追加をして、評価、対応策を講じていくというような形になろうかと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 これはまだ先のことなので今後要望をさせていただきますけれども、やはりこれも年に1回とかまた期間を決め、2年に1回とか期間を決めて更新、更新をしていただきたいというふうに思います。していただかなければ意味がないというふうに私も考えています。  続いて、4項目めの子育て政策、待機児童解消のための取組ですけれども、保育園の設立が続いており、待機児童も健康こども部の皆様の努力のたまものでゼロということになりましたけれども、今後長期的に子供の数が減っていますので、保育園を縮小させる事態というのも出てくると思います。そういう場合どうするのか、市のお考えをお聞かせください。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  先ほども申し上げましたとおり、保育所の整備につきましては、入所申込み人数や入所待ち児童数等の状況を勘案し、毎年決定しておるところでございますが、当市におきましては就学前児童数は近年ほぼ横ばいで推移している一方、保育所等の申込み率、こちらのほうは依然として上昇している状況でございます。そのため、現在はその需要に応えるために整備を進めておりますが、保育所等の整備過多は既存の保育所等の経営を圧迫することにつながるという認識は持っておりますので、整備を進めるに当たっては、その辺慎重に態度を決定していきたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 大変難しいかじ取りだとは思いますけれども、その点も念頭に入れて、やはりこの整備を進めていくべきだと思います。  4番目、通学路交通安全対策の現況と取組について、私どもも非常にいろいろと市民の方から要望をいただくことが多いです。しかし、状況を知れば知るほど、ドライバー、歩行者、近隣住民、それぞれの利害を調整しながら安全対策を進めていくというのが非常に難しくて、なかなか一方を立てれば一方が不利を被るみたいな、そういった部分があると思うのですけれども、やはり納得した説明をしていくために、それぞれの利害を見える化していけるような取組ができないのかなというふうに、ちょっとやっぱり思います。そうやって、見える化したものを市民に見せれば、納得度も高くなるのではないかなというふうに考えるのですが、その点いかがお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  通学路の交通安全対策の整備方針を立案する際には、道路構造の一般的な技術基準となる道路構造令に準拠して設計をしております。交通弱者となる歩行者中心の道路空間を創出する対策となるため、車両の利用者や近隣住民に対しては不便になる計画案となることが多く、素案の段階で区・自治会へ意見照会を実施した後に同意等を取得し、整備を進めているところでございます。対象地から学校までの連続した計画案となるために、複数の区・自治会が対象となり、利害関係が一致しない場合がありますことから、区・自治会ごとの路線の利用状況に応じた交通安全対策を実施しているところでございます。したがいまして、整備する道路や沿道の利用状況を勘案しながら事業を進めるため、利害を見える化し、定量的な整備方針を定めることは困難であると考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 おっしゃるとおりだとは思います。おっしゃるとおりだとは思いますけれども、やはり納得のいく説明ができるように、やっぱり個々のケースに応じてきちっとした説明ができるようにしていただきたいというふうに思います。  続いて、⑤、いじめ、不登校児童生徒の認知件数と市の抱える今後の課題についてですけれども、寝屋川市でいじめに対して非常に面白い取組をしまして、行政的アプローチというようなことをやっているのですけれども、それについて何か市で見解をお持ちでしょうか。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答えを申し上げます。  寝屋川市では、今議員仰せのとおり、いじめ問題につきまして市長部局に専門的な課を設置し、初期対応から行政が第三者的立場でいじめ対応に当たっております。そしてまた、成果も見られていることは認識、理解をしております。寝屋川市の取組については、今後もその動向を私ども注視をしていきたいと、そういうふうに考えておるところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。12月議会でも私言及させていただきましたけれども、市としては、教育委員会としては予防指導、見守りの範囲での対応が中心となります。また、いじめが顕在化しても、やはり直接心身への危害が認められないと、どうしてもいきなり警察にというのも、これはハードルが高いことになってしまうように思われます。言わばグレーの案件が非常に多く、その判断に悩んでいる間に重大な事故になってしまうということが多いというふうに思われますので、この件に関しては画期的な取組だと思いますので、今後の注視をよろしくお願いします。  続いて、5番目、新型コロナウイルス対策について、新型コロナウイルスワクチンの接種状況についてですけれども、小児への新型コロナウイルスワクチン接種についての副反応リスクについてどう捉え、どのように対策されていますでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  予防接種は、受ける人や接種を実施する人たちがどのように注意しても、まれにではありますが、健康被害を避けることができないという医学上の性質を持っております。これは、新型コロナウイルスワクチンに限らず、全ての予防接種にあるリスクと言えます。小児への当該ワクチンの導入につきましては、これまで接種を受けた5歳から11歳の情報が限られることから、国において慎重に議論が進められてきました。厚生科学審議会に提示された情報によりますと、接種された方の多くに局所反応及び全身反応が認められたものの、ほとんどが軽度または中等度であることから、安全性に重大な懸念は認められない。また、現時点で許容できないリスクを示唆する情報は得られていないとされております。市でも、市内の小児科医の協力の下、親子でよく話し合えるように、またご本人も接種したいと納得した上で接種いただけるように、メリット・デメリット、お子様向けにどんな接種か、どんな症状が出るかなどを掲載したご案内を作成し、接種券に同封いたしました。なお、副反応等の24時間の専門相談窓口につきましては、県が設置しております。今後も、厚生労働省からの最新の科学的知見を注視し、適切な情報を提供できるよう努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 よろしくお願いします。実際に小児へのコロナワクチンが始まって、また様々な副反応が報告されることとは思いますけれども、そういう場合は逐次やっぱり情報をどんどん提供していただきたいというふうに要望させていただきます。  続いて、6番目、環境保全の違法ヤード対策の現況と今後の取組について、千葉市で金属ヤード条例が、罰則規定を持った非常に強い条例が始まります。当市に及ぼす影響は何だとお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 昨年11月に施行されました、千葉市再生資源物の屋外保管に関する条例では、一定の規模を超える屋外保管事業場の設置を許可制にして、また既存施設においても条例の保管基準を満たすことを必要といたしましたことから、再生資源物の屋外保管場に関する規定がない本市への新規設置及び既存施設の拡充が考えられます。なお、現時点においては、当該条例の施行による本市への影響は確認できておりませんけれども、事業場の周辺地域での、操業に伴う生活環境に係る問題が生じることが懸念されるというところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 こうした条例の制定に対して、違法ヤードの当市への流れ込み、これが懸案されるところですけれども、どのようにお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  そのような将来的にといいますか、施行されたばかりなので今は確認できませんけれども、そのような懸念というのは確かにあるところでございます。何らかの対策は必要と考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 よく協議をお願いします。この件は、また改めてお伺いします。  続いて、7番目の企業誘致について、企業誘致政策の現況と今後の取組についてですけれども、先ほど企業立地促進計画基本方針を受けて補助制度を進めているということですけれども、補助制度についてはどのような形を考えられていますでしょうか、税制優遇でしょうか補助金でしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  まず、企業ニーズの把握や進出希望企業の情報収集というのはしなければならないところでございますけれども、進出企業及び立地協力者に対する補助でございます。また、買い手と売り手のマッチングの強化などによりまして、企業立地を促進してまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 鈴木市長も選挙の公約でおっしゃっていましたけれども、稼ぐまちをつくるためには、やはり市場で高く評価されている稼ぐ企業に活躍していただく必要があると思うのですけれども、その認識はございますでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  確かに、これから発展をするという企業はもちろんのこと、進出していただいて市内の市民の方の雇用も十分に確保できて、なおかつ法人市民税のほうも相当額納めていただけるような企業が望ましいものとは考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。
    ◆保坂康平議員 それでは、その稼いでいる企業のポテンシャルを生かすためには、やはり税金や規制といった企業活動の障壁を取り除き、市場の評価を直接、ダイレクトに反映できるようにしていくことが有効だというふうに考えます。そのためには、やはり助成よりも税制優遇のほうが有効というふうに私は考えるのですけれども、いかがでしょうか、その点ご考慮いただけますでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  現段階の考え方といたしましては、先ほど申し上げたとおりなのですけれども、当時本市で創設予定の補助金につきましては、その対象となる立地企業が取得した資産に係る固定資産税及び都市計画税の収納額に相当するわけです。相当する額を一定期間交付することを想定しておりまして、実質的には課税免除と同等の措置を受けることができるものでございます。これはなぜか、なぜそういうふうにしたかと、しようと思っているかというところでございますけれども、直接の課税免除等の税制優遇につきましては、企業立地により、公益がもたらされる場合でなければならないものというふうに、そういう考え方もございますことから、本市における企業立地施策といたしましては、税の公平性の観点から、補助金の方式を検討しているものでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。  続いて、51号線の4車線化に伴って、沿線地域の開発を重要な地域と位置づけているということでしたけれども、どのように企業を呼び込んでいくつもりなのか、お考えをお聞かせください。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  四街道市企業立地促進基本方針において、国道51号線沿線地域は4車線化の整備によりまして、都市間交流が活発になると想定しておりまして、流通機能、商業業務機能、沿道サービス機能を有する企業の立地を促進する地域として捉えておりますことから、この広域交通交流エリアの特性を生かせる施策の整備に向けて、関係部署と調整を図ってまいりたいと考えております。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 現段階で用途変更などは検討されていますでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 用途変更につきましてなかなか難しい面もありますので、そこはよく庁内と調整を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。  8番目、住環境の整備について、1番目、都市公園、児童遊園の管理方法についてなのですけれども、都市公園、児童遊園、自治会が管理を頑張ってやっていただいているところあるのですけれども、これ12月議会で私自治会の業務の軽減について質問させていただきましたが、やはり高齢化などによって、維持のための自治会の負担も非常に大きいとの声を聞いております。今後市として、配慮をしていく必要性というのを感じられていないでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  まず、児童遊園につきましては、地域の遊び場、交流の場として設置されておりまして、設置されている地区の区・自治会の方に清掃協力を行っていただいているところでございますが、維持の負担が大きいとのご意見等がある区・自治会に対しましては、維持管理方法について話合いを行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) 都市公園についてお答えをいたします。  指定管理者の独自の制度で、公園内の清掃及び草刈りを地域自治会や市民ボランティア団体と協働で環境維持に努める公園清掃協力団体報奨金制度がございますが、加入されている地域自治会より継続ができない旨の申入れがございました場合は、清掃協力の状況等を確認、協議いたしまして、指定管理者による維持管理をすることとなります。いずれにいたしましても、維持管理に空白を生じないよう努めてまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。  続いて、児童遊園なのですけれども、これ管理費用って年間どれぐらいかかっていますか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  管理費用ということですので、主な管理費用についてですが、先ほど申し上げましたとおり児童遊園の清掃協力作業を行った区・自治会に対しまして、清掃協力団体報奨金を交付しておりますが、令和3年度では合計で11万9,540円となります。また、3年度に児童遊園において実施した樹木の剪定、伐採に係る委託料といたしましては47万3,000円ほど、なお遊具などの修繕費用については3年度は発生してございません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 児童遊園の中には、使用頻度が少なくてほとんど使っていないような児童遊園も多々あると思います。今後の児童遊園の運用や整理縮小の余地について、市はどのようにお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  児童遊園が設置された当初、昭和45年から50年代になりますけれども、現在のように公園があまりなくて、神社とか自治会館の敷地内に遊具を設置して子供たちに遊び場を提供しておりました。しかしながら、近年では宅地開発等に伴いまして公園等が整備されまして、また子供たちの遊びも多様化し変化してきており、あまり利用されていない児童遊園が存在することは把握しております。このことから、市ではこれまでも近隣に代わりとなる公園がある場合などでは、地元区・自治会と協議をさせていただき、徐々に廃止する方向で進めてきております。残る児童遊園の在り方につきましては、今後も区・自治会の方と話合いを行いながら考えてまいりたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 前向きな回答ありがとうございます。  続いて、9番目、市が抱える懸案事項について、1番清掃工場用地の土壌汚染の現況と施設の建設の見直しについてですけれども、百条委員会で土地交換契約の締結や適用除外決定の際の責任者が、どうも全員で何か違う人を認識していたというような、責任者不在というべき事実が明らかになりつつあるように考えますけれども、市の認識はいかがでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 土地交換契約や適用除外につきましては、課長以上の職員で話し合われていたという百条委員会での証言がございますことから、市といたしましても意思決定の経過については不明確な状態であると認識しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ごめんなさい、まだ百条委員会もそこは最終報告はまとめられていないのですけれども、そうした認識があるようでしたら、それを今後どうすべきかということをやっぱり少しずつ考え始めておいてください。  次、続いてこの土壌汚染のくぼ地解消工事についてですけれども、市の仕事の進め方に対して反省の必要性、具体的な反省はまだこれからでしょうけれども、反省する必要性があるなというのは、先ほど言った意思決定も含めて感じられていますでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) リスク管理という点では、真摯に受け止めなければならない面もあると考えております。また、仕事の進め方といたしまして、組織としての透明性を高めるために、このような重要事項については、議会へのご報告を適宜行うことが必要であると考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 まだまだこれから深掘りしていかなければいけない部分もあると思いますので、これは今回はさわりだけにしますけれども、また今後深く聞いていきます。  続いて、土壌汚染の徹底した原因追及を今後どのように進めていくのか、詳しくお聞かせください。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  土壌汚染の原因追及につきましては、司法の判断に委ねることによりまして、問題の核心に近づくことができると考えておりますことから、現在4者を相手に争っている裁判を継続するとともに、関係事業者に対しては引き続き聞き取り調査を行ってまいります。なお、市職員等に対しましては、さらなる究明を図る必要があることから、まずは市長をトップとした内部的な調査体制をつくり、聴取等を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。すばらしいご回答いただきまして、本当によかったです。  続いて、広域処理を含めて、あらゆる可能性を再検討するとの方針を出されておりますが、どのような流れで進めていくのか、大まかな青写真でいいので、お聞かせください。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  本事業につきましては、議員もおっしゃられたように、広域も含めたあらゆる可能性を探りながら検討いたしまして、財政負担を極力抑えた形での早期実現を目指してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 冒頭の挨拶でもさせていただきましたように最善の判断をしても、誰もが納得いく解決策というのはこれは難しいと思います。その分市長がつらい重い決断をしなくてはいけなくなることも多いかと思いますけれども、不退転の決意で、覚悟で臨んでいただきたいというふうに思います。  続いて、質問項目2番目、鹿渡南部特定土地区画整理事業の現況についてですけれども、住民に対して情報提供が不足していたという反省を挙げられていたと思いますけれども、今後どのような対策をしていくつもりでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  今後、事業終結に向けた残事業を進めていく中で、組合とともに一般組合員及び関係する近隣住民との情報共有が必要な状況におきましては、それらに対する周知を積極的に実施し、事業への協力を改めて図っていく考えでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。本事業に関しては、そういう方向で行くしかないと思いますけれども、例えば今後の公共事業に対して、もっと情報をしっかりと伝わっているかどうかというのを徹底するとか、そういった視点での反省はされていないでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  そのことを含めまして、壇上でお答えいたしまして今までもご答弁しておりますとおり、事業終結が最後のチャンスということで、この事業終結に向けて進めていくというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 あともう一点、紹介する業者の信用性を、今回大谷総合都市計画事務所をこの事務組合に紹介したのは市なのですけれども、その信用性を確保する必要性、もうちょっと詳しく精査する必要性というのをどのように捉えていますでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  事務代行者の不正行為により組合財産が毀損し、さらに事業進捗の遅れの一端となったことを考慮いたしまして、今後市が事務的支援を行っていく中では、残事業費の設計の妥当性や施行業者選定の透明性を意識して指導してまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。本事業については都市計画の一環として位置づけて、市が責任を持つと明言したことが地権者がリスクを十分認識するに至らなかった要因のように思います。こうしたことがないように、リスクの伴う事業にはしっかりと説明を尽くすべき、先ほど再質問1点目に関わってきますけれども、説明を尽くすべきと考えます。これは、本事業だけではなく、全ての公共事業において当てはまるというふうに思いますけれども、その覚悟はございますでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  議員仰せのとおり、我々も認識しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 ありがとうございます。  あともう一点、都市計画道路建設が決定された中で、第2グリーンタウンの建設許可がされたのは、これは直接許可をしたのは県とのことなのですけれども、県と市との情報共有が不十分であった可能性が高いかと思います。もうこれは本当に何十年も前の話なので、今蒸し返してもなかなか立証できないし、交渉もできないということはよく分かるのですけれども、今後このようなことがないように、県と市との連携をしっかりしていただきたいというふうに思いますが、この点も部長のご覚悟のほどをお聞かせください。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) 今議員が仰せになったことにつきましても、重々承知の上で今後の事業にも反映させながら、また違う公共事業があった場合には、それらを考慮しながら進めてまいるというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 大変前向きな回答ありがとうございます。  質問項目10番目、北朝鮮の拉致行為について、北朝鮮の拉致行為について市の見解についてなのですけれども、拉致啓発についてどのように取り組んでいらっしゃるのか、具体的な施策をお聞かせください。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  拉致問題に関しましては、年間を通しましてポスター掲示や市のホームページを活用した周知啓発活動、こういったものを行っております。また、令和3年12月10日から16日にかけての北朝鮮人権侵害問題啓発週間、ここの週間のときには市役所玄関入り口のデジタルサイネージを活用しまして、「めぐみ」というアニメ、これを放送するなどして市民意識の高揚に向けた取組を行ったところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 今年は、ちょっと拉致週間に拉致啓発ポスターの掲示がちょっとスムーズにされていなかったようなのですけれども、その経緯についてちょっとお聞かせください。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  北朝鮮の問題に関しましては、所管がちょっとはっきりしないところがございまして、基本的には総務部総務課のほうで行っているわけでございますが、この議員仰せのポスター、北朝鮮の拉致問題の啓発ポスター、これにつきましては人権の問題ということで、国の法務省のほうから庁内の別の部署のほうに送付されていたということで、掲示がうまく行っていなかったという経緯がございました。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 それに対して、ちょっと反省点等あれば、今お聞かせください。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  今後は庁内で連携を図りまして、そのようなことがないように、情報共有に努めていきたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 保坂康平さん。 ◆保坂康平議員 よろしくお願いします。私からは以上です。 ○成田芳律議長 会派れいわ輝の質問を保留し、暫時休憩します。    休憩 午後 2時40分    再開 午後 2時55分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  残り時間がありますので、同会派の関連質問を許します。  関連質問はありませんか。  16番、森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 それでは、関連質問をさせていただきます。  まず、9番、次期清掃工場用地の問題ですけれども、これ市長の施政方針でもありましたし、今の答弁でもありましたけれども、確認ですが、広域も含めて、今までの単独ということにこだわらず幅広く検討していくということで、方針を変更したということで理解してよろしいでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) ご答弁申し上げます。  確かに今までは吉岡の次期ごみ処理用地の1本でございましたけれども、鈴木市長のほうからここは立ち止まって、あらゆる可能性を探る必要があると、それが市民のためでもあるということで、あらゆる可能性を探るという方式でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 何か奥歯に、物が挟まったような言い方なのですけれども、あらゆる可能性といっても単独吉岡、広域って言ったらはっきり言って千葉市か佐倉市、佐倉の広域しかないわけです。違うのですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  広域といいますと、近隣というところでございますけれども、近いということにこだわらず全ての可能性、若干遠くても可能性を検討していくというようなことでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 このことでくどくど議論するつもりもないですし、相手もあることですから、それはこちらで決めて、ではそのとおりになるわけではありませんけれども、部長、先ほど言っていたのは財政負担を極力抑えるということで話がありました。それで考えたら、四街道は日量80トンで、30年間で建設費と運転経費が230億です。千葉市の北谷津は、日量が550トンで、建設費と30年間の運営経費が680億です。どちらが経済性優れていますか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 単純に比較はできない部分はあるかとは思いますけれども、当然550トンで680億というほうがコストパフォーマンス及びランニングコストという意味からは効率は高いものと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  そういったことも含めて、これから全てちょっと洗い出して今の現計画で処理しながら、様々な汚染残土の対応もしながら、ではどれくらいかかるのか。そして、今千葉市のお話ありました。佐倉、酒々井のお話もございましたけれども、それだったらどれくらいかかるのか、課題は何なのか、そういったものをしっかり調べてから検討し、方向性を決めていくべきだと思っておりまして、これからその作業をしてまいりたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 市長その点、よろしくお願いします。  次に、先ほどの保坂議員の話でもありましたけれども、この内部調査、先日全員協議会でも報告が上がって、私も見させていただきましたけれども、はっきり言って業者も役所も、責任のなすりつけ合いですね、一般の人が見たらそう思います。先ほど市長をトップに改めて内部調査という話でしたが、これは例えば弁護士とか元検察官の方とか、そういう方を入れてしっかりとやらないと、いつまでたっても責任のなすりつけ合いになると思います。市長、いかがですか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) 私自身が、関連した職員にまだ話を聞いていないところもございます。しっかりとそこをまずは徹底して聴取をして、それからその先のことは、またそのとき検討させていただければと思います。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 市長も就任したばかりで、いろいろやることがあると思いますけれども、市長選挙の大きな争点ってやはりこの吉岡の次期清掃工場の問題でございますので、これは最優先の課題として取り組んでいっていただければと思います。  それに関連して、これ今民事訴訟になっているわけです、市が訴えて。部長が先ほど司法の判断に委ねるという話がありました。私は、これ今までも、それを言うのだったら、今までもこの議会の中で議論が出ているのですけれども、刑事告発すべきだと思うのです。やはりそのこともしっかりと検討していただきたいのですけれども、どうでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 以前にもご答弁申し上げましたことがあるかとは思うのですけれども、刑事告発をするためには、いつ、誰が、どの時点で汚染土を入れたのかということについて証明しなければならないと、警察関係者からアドバイスを受けております。また、現在行っている裁判や百条委員会においても、いまだそこの部分についての特定がなされないと、我々の調査でもそうなのですけれども、そういうことから現段階で刑事告発については難しい状況であるというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 ですから、部長、そうおっしゃいますけれども、この問題は平成25年の太陽光の問題から始まって、ずっと役所は隠してきたのです。29年の6月になって隠し切れなくなって明らかになって、何でこんなことが行われているのだという話ですから、部長がそうおっしゃられても誰も、いや、信用したいのです、信じたいのですけれども、信じられない。やはりそういう意味でも、弁護士とか元検察官とか、そういう専門的知見のある人を改めて入れてやっていただきたい。すぐ結論が今、はい、そうしますと言えないでしょうけれども、いかがでしょうか。
    ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  まず、自分の目と耳でしっかり調べ上げて、それからいろいろ検討させていただきたいと思います。刑事告発については、やはり告発したからにはしっかりとその真実に近づけないといけませんので、その材料として今いろいろと、これがそろっていないとできないという様々な助言がある中で、やはりすぐにはできない状況にあると思いますので、まずそこをしっかり取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 部長、これ今までも確認したことの改めての確認なのですけれども、今回民事訴訟で17億ですか訴えていて、これまさか市民が最終的に負担することないでしょうねということで、何回も私確認してきて、佐渡前市長はできるだけそういうふうにないようにしたいと言っていたのですけれども、それは極力ではない、これは絶対市民負担のないようにしていただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  そこの部分につきましては、相手方に不法行為及び債務不履行に基づく損害賠償請求をしているところでございます。また、少し答弁が重なる部分がございますけれども、この事業において広域処理も含めたあらゆる可能性を探りながら検討する中で、汚染土壌の問題につきましても、市の財政に極力負担がかからないような選択をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 その方向、今すぐどうのこうのということにはならないと思いますので、これは今までの答弁で、鈴木市長、真摯に取り組んでいただけると信じておりますので、ぜひよろしくお願いします。  次に、鹿渡南部の話なのですけれども、特定調停が成立したと、3月14日ですか、合意したということで確認なのですけれども、これ12月議会の前に、特定調停が成立すると、市が2億7,000万出さなければいけないという話があったのですけれども、そういうことになるということでしょうかね。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  今議会において、先ほどご答弁いたしましたとおり議案の上程をさせていただくというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 これ都市部長、私12月議会にもお伺いして、何を言わんとしているか、もう分かっているかと思うのですけれども、今回2億7,000万、これ最初が平成18年かな、幾らですか、これで全体で市の支出は。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) まず、市助成金といたしまして5億3,350万円の支出をしているというところでございます。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 今助成金、あと換地を買ったりなんなりで、今回2億7,000万入れれば10億でしょう、はっきり言って。今まで助言、指導してきましたと、組合に助言、指導してきて、事務代行者に何千万も横領されて、組合から14億の損害賠償を訴えられて、今度2億7,000万、はい、分かりましたって、そりゃ役所はいいですよ、市民の人はどうなるのですか。これ一般財源で負担するなんていうことは、ちょっと理解に苦しみます、私は。どうですか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  市の助成金の財源につきましては、一般財源を予定しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 私今までもこれ取り上げてきて、いつか解決しなければいけないと。以前には、ほかの自治体の例も取り上げて、債務者とか金融機関とか、それぞれ負担をする中では、市も一定の負担は必要だということを申し上げたこともあります。ただ、大事なことはこの10億の負担、先ほどの吉岡の問題もそうです。誰も市の職員は責任を取っていない、一銭もお金出さない、全て税金で尻拭いする、こんなことがずっと四街道市続けていいのかということなのです。これについては、きちんとどういう形がいいかというのは今市長は明確には言えないと思いますが、これ市民の方に納得いくような説明が必要だと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) 四街道市の過去の様々な業務代行者の紹介から始まって、いろいろな毀損してしまったという、この過去の経緯が今の四街道市民に大きな負担を与えるということは、私も怒りを持ってこの事例を見ております。この特定調停については、今森本議員がおっしゃったように、多くの債権者が本当にそこは痛み分けをしている中で、ただどこかで解決をしなくては、いつまでも四街道市もリスクを負ってしまうという中で、非常に苦しい判断ではあったのですが、この事案を上げさせていただいておりますので、その点ご理解いただければと思います。また、住民の皆様に過去の経緯も含めて、しっかりと説明をさせていただきたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 森本次郎さん。 ◆森本次郎議員 丁寧な説明をお願いすると同時に、12月議会のときに吉岡の問題で聞いたときに、茂垣元職員の話で佐渡前市長は、もう辞めた人だから地方公務員法で問えないのですという話がありましたけれども、それで済ませるのではなくて、どういう形がいいか言えませんが、きちんとそれぞれの方の責任を取っていただくということでお願いしたいと思います。どうでしょうか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) 当然責任の在り方というのをしっかり考えていかなければいけないというのと同時に、もうこういったことをこの四街道市では二度と起こさせないという強い決意を持って、今後内部統制、先ほど保坂議員からのご提案もありましたし、私自身は職員倫理条例というものをしっかりつくって、職員とそういった業者のやり取りだとか、またいろいろな不正の内部通報制度の強化とか、そういったこともしっかりこれから検討させていただきたいと思っております。二度とこういったことが起きないように、そういった透明性の高い四街道市にしてまいりたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 ほかにありませんか。  5番、坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 議席番号5番、坂本弘毅でございます。  鈴木市長、このたびはご当選誠におめでとうございます。この得票数は、鈴木市長に対する期待と、何としてでも四街道市を変えていってほしいと、市民の思いによる結果だと思います。私も是々非々で取り組んでいきますので、共に四街道市の明るい未来のために頑張っていきましょう。  それでは、順次関連質問をさせていただきます。まず、第1項目の②、公共施設再配置計画ですが、令和10年度までの長期計画で5年に1度の見直しを行うとのことですが、これ既に4年目を迎えておりますが、しかしながらこどもルームの建設が毎年進められています。公共施設を削減するどころか、増えてしまっているのも現状ではないかと思いますが、どのように考えていらっしゃいますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  公共施設再配置計画ですけれども、10年の計画というところで今現在取り組んでいるところでございます。こちらにつきましては、毎年度進捗に当たりまして調査をして、その進行管理を行っているところでございます。その中で、削減というところでございますけれども、先ほど壇上のほうでもご説明させていただいたところですけれども、面積的には約2.3%の減を行っているというところでございまして、また今お話ありましたこどもルームの新設というところで、その分がまた増えているではないかというところもございます。そういったところもございますので、この再配置計画、5年ぐらいをめどに見直すというところもございますので、今後そういった状況も含めまして、計画の見直しが必要であれば見直し等をして、今現在の状況に合った内容で取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 人口が増えているところもありますし、これ教育委員会と健康こども部ともよく協議しながら進めていただきたいと思います。  それで、この再配置計画では学校ごとの方向性が計画シートで示されております。小学校施設の対応方針では、私が何度も取上げてきた学校プールについても記載されています。年間で10時間の授業でしか使用されず、天候にも左右されます。それでも、維持管理費には多額の費用がかかっております。経営企画部としても、民間委託を含め前向きな検討は果たしてされてきたのでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えします。  民間委託につきましては、現在大日小、栗山小、八木原小学校のほうで民間委託、民間の施設をお借りして運営しているという状況でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 部長、それは分かっています。それは、プールが使えなくなったから仕方なく民間委託にしたわけではないですか。栗山小だって、八木原小もそうですね。しっかりちょっと本当に検討してほしいと思うのですけれども、これは市長のこれからの取組に期待しております。  次にですが、既に廃止となっているサンワークや第1福祉作業所は、そのまま放置されている状況ですが、これ売却も含めて、どのような今検討されているのでしょうか。これ以前から私何回も伺っているのですけれども、いかがですか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  ただいま出ましたサンワークですとか、そういった施設につきましては、その所管する部署で今後の在り方について検討するということで、その検討を行っているところでございまして、在り方検討委員会の中には経営企画部の管財課職員も入りまして、今後どのように進めていくかというところを検討しているという状況でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 いつも私が言っている横のつながりが、やっぱりできていないのだなと思いました。温水プールや鹿島荘についても聞こうと思ったのですけれども、ここではちょっとやめておきます。小学校の統廃合についても、これ真剣に考えていかなくてはいけないと思いますので、教育委員会ともしっかり協議して、お願いします。  次に、③に移ります。第6次定員適正化計画にある5、定員適正化の推進手法から2点伺います。1点目として、(2)の働き方改革で長時間労働の抑制に努めるとありますが、具体的にはどのような取組をされているのでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  定員適正化の推進手法でございますが、これまでの主な取組といたしましては、適正な人員配置を行うために、当該計画において職員の増員を図っているところでございます。しかしながら、新型コロナウイルス感染症への対応として、ワクチン接種対策室への配置、また印旛保健所への職員の派遣等に対しまして、当該計画で増員した職員を配置しておりますことから、現状では必要な職員数を配置できていない、そんな部署もあるものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 ここに管理職職員を中心に率先して定時退庁を心がけてとありますが、これ逆に残業せざるを得なく、若手の職員が出てしまうのではないかと思うのですが、その辺いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  現在も月曜日とか水曜日、ノー残業デーというのはセッティングしておるわけでございますが、時間外勤務につきましては事前に必ずその所属長の許可を得るといったところで、その内容に応じて、その成果も含めて時間外の申請をしていただくような形を取りますので、また時間外勤務が多いという部署につきましては、積極的に人事課のほうでヒアリングを行うような形で、時間外勤務の偏りが発生するような、そんなようなことを防止することを今現在やっているところでございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 次に、2点目として(4)の職員の意識改革と人材育成についてですが、これ私たち議員への要望で多いのは土木課や自治振興課の所管事項です。本当によくやっていただいております。そのように市民のために一生懸命に頑張って汗をかいていただいている職員の方たちがたくさんいますし、そのように頑張っている方が果たして評価されているだろうかと思うことがあります。ここで私が言いたいのは、頑張っている職員をどんどん評価していただきたいということです。中には仕事が楽しくないという職員もいらっしゃるようです。職員からそのような声をできるだけ少なくしていくためにも、若い職員の方にも、夢や希望を持ってお仕事をしていただきたいと心から思っています。もっと職員の方々の意見や要望にも耳を傾け、やりがいのある職場をつくっていただきたいと切に願っておりますが、部長はいかがお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えいたします。  人材育成としまして、来年度からでございますけれども、既存の人事評価というものがございますけれども、その人事評価を活用いたしまして、部下の若い職員とか、そういった部下の能力開発の取組を支援できる部下育成目標の設定、こういったものを人事評価の中に必須とすることで、部下の育て方であるだとか部下の意見を聞くとか、そういったことをやっていく予定でおります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 それをやっていくということで安心したのですけれども、現に若い職員や優秀な職員の方が退職されていると聞いております。どうか鈴木市長には職員の皆さんを大切にしていただいて、働きやすい環境づくりを最優先に取り組んでいただきたいと思います。職員の皆さんは市長にとって大切な仲間です。仲間を大切に、明るく元気に取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、④の庁舎整備に移ります。いつも物価のことで私言っているのですけれども、建設物価調査会の、私いつも参考に見ているのですけれども、これ2月の動向は建設総合で前年同月比プラス15.2%、建築部門は19.7%、土木部門は9.3%上昇しています。先ほど保坂議員からもありましたけれども、またこれウクライナ情勢の影響もあり、変動が激しくなることが予測されています。先ほど部長のご答弁ですと、県の基準で算定していくということなのですけれども、またこれウッドショックの影響で鉄鋼価格の高騰が生じており、生コンなどのセメント大手が製造燃料の高騰や骨材、輸送費の増額を理由に2022年度以降の値上げを表明しています。そのような状況下にあっても、これ事業費は50億円で対応できるようになっているのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  50億円の中で実施するというところは、その方向で実施していくということでございます。物価の動向でございますけれども、設計の今後契約する中で、その単価基準というのは参考というか、それを採用するのは千葉県の営繕工事単価でございまして、そちらのほうの単価を用いまして設計いたしまして、それで50億円の範囲の中で契約できるよう努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 確実に上昇するということもしっかりと想定してもらって、しっかりと進めてもらいたいと思います。これまた6月議会でも進捗状況を伺います。  続きまして、2のシティセールスに移ります。ふるさと納税はちょっと時間がないのですけれども、泉佐野市が今話題になっていますけれども、やっぱりホームページ見るとすごいのです。こういった積極的にやっている自治体をぜひ参考にしていただいて、四街道市は地場産品にこだわるのも分かるのですけれども、もっとこう大胆に進めてみてはいかがかなと思うので、参考にしていただきたいと思います。  続きまして、②、シティセールスの推進ですが、これ以前から私2点提案させていただいておりますが、1つ目はロケ地としての積極的な誘致と県内最古の鉄道遺構である物井川橋梁亀崎橋台跡についてですが、その後何か検討はしていただけたでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  ロケ地につきましては、今現在市の各施設と場所、今までは中央公園ですとか四街道十字路、消防署前ですとか、そういったところでロケのほうがされているというところでございます。今後そういったロケ地の紹介に当たりましては、今までどおりになってしまいますけれども、ホームページですとか、あらゆる媒体を使いまして情報の発信をしていくというところはございます。ただ、今後ロケ地としてこういったところが、坂本議員仰せの物井の橋台跡というようなところもございますので、そういったところ、そこにつきましては教育委員会での所管というところもございますけれども、今後そういったところでロケで使いたいとか、そういったものがございましたら、積極的にご紹介をさせていただきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 鈴木市長の公約でも、鉄道ファンがうなる物策と地域資源を生かしたシティセールスを推進するとありますが、鉄道ファンからも市民からも憩いの場になるのではないでしょうか。そろそろ桜も開花し、お散歩がさらに気持ちよく快適に楽しめる季節がやってきます。そこでベンチを設置してほしいと要望しておりましたので、また検討していただきますようよろしくお願いいたします。いずれにせよ、四街道市が誇れる地域資源は積極的にシティセールス戦略としても推進していただけるよう、様々な知恵を絞りながら進めていただきたいと思います。  続きまして、③に移ります。まず、グリーンスローモビリティについてちょっと伺いたいのですけれども、これ地元自治会とはその後協議はされていないのでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  グリーンスローモビリティにつきましては、昨年の10月からということで、今実証運行をしているところでございます。その中で、地元の千代田地区の自治会の方々とは昨年の12月ですけれども、千代田集会所におきまして電話の予約ですとか乗車体験、あと千代田、各自治会のご意見等を伺ったところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 自治会の方から意見を伺うと、やはり何か溝がちょっとできてしまってきているのではないのかなと思うのですけれども、やっぱり何事にも丁寧な説明って本当に大切だと私は常々思っております。毎週とはもちろん言いませんが、月に1度でいいから、情報は丁寧に発信していただきますようお願いいたします。  それと、私が伺った中で利用者が少ない理由は、申込み時の手間があることや以前のような循環型での運行ではないこと、またもねの里モールまで運行しないことなど皆さん挙げられていました。このような多くの意見があることも、部長にも真摯に受け止めていただきたいのですが、どのようにお感じになられたでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  利用者が少ないというところでございますけれども、今会員登録をされている方等を対象に今後アンケート調査を実施しまして、今現在は乗車されている方のアンケート調査をしまして、その状況については取りまとめているところでございます。今後登録はしたけれども、まだ乗車されていない方、そういった方を対象に今後アンケート調査を実施いたしまして、どういったところが、どういった意見があるのかというところを調査いたしまして、今後の実証実験に役立てていきたいなというふうに思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 以前も私言わせていただきましたけれども、このデマンド型乗り合いタクシーで、さつきケ丘でこれ頓挫していますね。やはり運行方法に問題があるのではないかと私は思うのですけれども、ここで鈴木市長にお伺いいたしますが、この実証実験は令和5年3月31日まで予定されております。せっかく導入をしたわけですから、地元の皆さんに歓迎してもらい、多くの皆さんに利用していただく事業にしていかなくてはなりません。市長自らも乗車していただき、千代田の皆さんの声を聞く機会をぜひつくっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  私からもそれをぜひお願いをさせていただきたいと思います。現場をしっかりと見て、また実際利用される方のお声を伺って対応していきたい、課題を抽出していきたいなと思っております。また、先ほど坂本議員がおっしゃった買物できるモールまで行けないというのは、私も日頃から伺っておりまして、やっぱり警察との協議のところでいろいろ問題が現れると思います。四街道警察署、また県の交通規制課、こういったものはこれまでの県議のときのいろいろなネットワークで様々つながっておりますので、しっかり私が先頭に立って交渉してまいりたいと思っております。よろしくお願いします。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 導入ありきではなくて、市の顔になるような本当に事業ですので、今千代田に行くと、またあそこに止まっているって子供たちが言うのです。ぜひ止まっている時間があったら、やっぱり運転してください。本当に何のためにこれ導入したのかなって、やっぱり千代田の皆さんに利用してもらわなくては本当に意味がないと思いますので、ぜひ前向きにお願いします。  次にですが、これ第2のヨッピィ路線を運行するべきだと私何度も提案してきましたが、検討状況はどうなっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  第2のヨッピィ路線の検討というところでございますけれども、こちらについては前回、昨年の12月議会でもご答弁をさせていただいたところでございます。それと重複いたしますけれども、民間事業者が運行するバス路線、そちらとの競合によって減便ですとか廃線を招くおそれもあるため、既存のバス路線の維持活用という観点から、今後新たに運行するという検討は現在行っておらないという状況でございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 私以前からこれ何度も言っているのですけれども、千代田から四街道駅、池花から物井駅行き、同じところ通っているのです。これ1回やっぱりバス事業者と協議してほしいと思うのです。モールも今ありますし、また違ったルートを通れば、もっと利用者増えるかもしれないので、どっちにしろバス停が、もちろんバス停造るのが事業者は大変だと思うのですけれども、これやっぱり千代田団地の方から実際にグリーンスローモビリティは利用しづらいので、お金を払ってでもいいから循環型のルートでバスを運行してほしいとの声もありますし、高齢化が深刻になってきている亀崎地区からも切実な声を伺っております。鈴木市長の公約で、バス便の利便性向上や新たな交通手段の導入を促進しますとありますので、ぜひともバス事業者とも膝を交えて協議を進めていっていただきたいと思います。  続きまして、第3項目の①に移ります。市民の皆さんが気持ちよく利用していただくためにも、挨拶や丁寧な対応をいま一度度徹底していただきたいのですが、いかがお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 総務部長、岩井勝明さん。 ◎総務部長(岩井勝明) お答えをいたします。  市民の皆様への接客業務につきましては、職員への研修といたしまして、係長等を対象としましたクレーム対応研修、また全職員を対象にクレームの未然防止、応対能力のレベルアップを図るためのレベルアップ接遇マナー研修、これを毎年庁内研修として実施をしているところでございます。また、庁外の研修といたしまして、印旛郡市広域市町村圏事務組合が実施します接遇能力向上研修、こういったものにも参加するほか四街道市職員接遇マニュアル、こういったものを作成するなど、市民サービスの向上に取り組んでいるところでございます。また、窓口にいらしたお客様の生の声を聞くといいますか、ご要望をお聞きするアンケート、こういったものも今年の1月17日から28日までですけれども実施をしました。それらのいただいたご意見ですとかご要望、こういったものを今後の窓口改善に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 非常にご丁寧にご答弁いただきありがとうございます。私からお願いしたいのは単純なことなのです。職員の皆さんに1つだけお願いがあります。もっと明るく元気に挨拶はできないでしょうか。私は少年野球の指導をしておりますが、1番大切なことだと言い続けているのは挨拶です。子供たちは元気に挨拶ができます。大人たちが挨拶できなければ子供たちにも言うことはできません。どうか市長も代わったことです。市役所が明るくなったと市民の皆さんから言ってもらえるように、取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、大項目4の子育て政策に移ります。③の南小のこどもルーム建設に向けてですが、進捗状況はどうなっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  南小学校の第3こどもルームにつきましては、現在のプールの裏手、現在の小学校の駐車場の場所に整備する予定で、令和4年度当初予算に建設費用を計上してございます。教育委員会が新たな駐車場用地として使用する土地は、1月14日付で土地売買契約を締結し、土地の移転登記を終了した旨の報告をいただいているところでございます。今後につきましては、教育委員会のほうが行う駐車場工事が終了後の、おおむね10月頃着工し、令和5年4月1日の開所を目指し、事務を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 その駐車場と施設が一緒にならなければいいなと思ったのですけれども、先にでは駐車場を整備してから着手するということですね、分かりました。  それと、今回の整備費用を見て大変驚いたのですが、部長、私が12月議会で要望させていただいたことは覚えていらっしゃいますでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 覚えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 私からは、放課後の数時間の利用ですので、必要最低限の建物でということと、またもしかしたらまた増設しなくてはならないので、それも配慮してほしいとお願いしましたが、果たしてその思いは届いているのでしょうか。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 12月議会のときにもご答弁させていただいたと思うのですが、一応今予算上で組んでいますのは、一応今の南小の既存施設、木造で随分議員のほうから立派なというようなお話があったかと思うのですが、ほかのルームで整備しておりますような軽量鉄骨による整備を一応予定しておりまして、その分予算計上しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 約4,700万円です。鈴木市長もしっかりとチェックをしてください。ここでは聞きませんが、予算審査で内容について詳細に伺うので、よろしくお願いいたします。  それで、隣の今用地を教育委員会のほうで、それは教育委員会の費用でやるのですか。結局一部を解消するといった後手後手の状況が浮き彫りになりましたけれども、以前からここを全部買い取ったらいいのではないかという声もあったみたいなのですけれども、これ今がよければいいわけでもなく、今をしのげればいいだけでは駄目だと思います。しっかりと先を見据えた柔軟な対応も必要だと私は思います。さらに、児童数が増加していく南小学校です。また教室が足りなくなってしまいましたでは困ります。そこで、隣の隣接地の用地買収も視野に入れていくべきだと思うのですけれども、これは、教育委員会と健康こども部、どっちに伺えばよろしいでしょうか。両方の観点から、ちょっとお答えいただければ。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。 ◎健康こども部長(山﨑裕之) お答えいたします。  こどもルームの新設につきましては、利用児童数が恒常的に定員を上回ることが見込まれる場合に整備することと、これまでご答弁させていただき、そのような方向で進めてまいっております。来年度整備する南小学校の第3こどもルームの利用状況や南小学校の児童数等を注視し、新たな整備が必要だと判断した場合には、来年度整備する駐車場に隣接する土地の購入等について、調整することも1つの選択肢と考えてございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 だから、それは私が言っている後手後手になるのではないですかということなので、先を見据えてやっぱり整備していかなくてはいけないのです。だから、教育委員会ともしっかり協議をして、教育委員会は令和7年か8年が南小学校の児童数のピークだって、この前部長おっしゃいましたね。その辺もしっかりと鑑みて進めてほしいと思います。  続きまして、④に移ります。交通安全のところですが、これ教育委員会としては道路管理者である土木課とは、通学路の危険箇所について情報共有は常にできているのでしょうか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えします。  こちらにつきましては、点検等を行った中で、対応策について土木課と協議をしているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 これ私が質問するに当たって、教育委員会はやっぱり把握しなかったわけです。土木課の皆さんは本当に迅速な対応をしていただいています。そして、自治振興課でも把握をしていただき、各種の要望書を警察署に提出していただいております。先日私も直接田沼県議とPTAの方と、四街道警察署へ行き、もねの里のコメリ前交差点の信号機と横断歩道の設置を要望してきました。何度も言っておりますが、事故が起こってからでは遅いのです。教育委員会としても、積極的に行動していただきたいと思いますが、教育長、いかがお考えでしょうか。
    成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答え申し上げます。  積極的行動をしてと、教育委員会は通学路については、年度当初に学校から通学路の危険箇所を挙げていただいて、確認をして、それを関係各課と対策会議等で連携をして、着実に仕事を進めております。ですから、教育委員会は通学路を確認して、それを整備していただくところとは緻密な連携を取っております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 何かちょっと残念な答弁だったのですけれども、また通学路上においても見通しの悪い交差点も多くあります。特に人口が増えているもの里の住宅地には、カーブミラーの設置が必要な箇所もあります。嶋田部長にお伺いしますが、カーブミラーの設置予算が毎年3基ほどしかありませんが、もう少し設置できるようにしていただきたいのですが、考えはいかがでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  坂本議員ばかりではなく議員の皆様から多数、また自治会からも多数カーブミラーの設置、またその改善につきましては要望をいただいておりますので、予算措置につきましてその時点で要望させていただきます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 悲しい事故が発生しないためにも、鈴木市長にもできるだけ、財政厳しい状況ですけれども、子供の命には代えられませんので、よろしくお願いいたします。  続きまして、大項目7の②に移ります。これ大和ハウス工業の大型物流施設の建設も終わりましたが、他の企業の進出状況はどうなっていますでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  今議員仰せになりましたとおり大和ハウス工業株式会社、また流通産業地区におかれましては、住友重機械建機クレーン株式会社が進出しております。複合産業地区及び工業地区につきましては、既に大和ハウス工業が進出しております。その中で、イオンリテール株式会社でございますけれども、現在所有の保留地を全て大和ハウス工業株式会社に売却予定であるとの報告が2月22日にございました。今後は、早い段階で大和ハウス工業株式会社に対し、土地利用の方針や進出の時期などにつきまして、情報提供を求めていく考えでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 これイオンが撤退するとのことが決定されたということで、非常に残念でなりません。理由としては、コロナ禍にある中での業績が低迷していることやネット社会であることも背景にあると思いますが、市としても誘致に向けてもっと、動いていたと思うのですけれども、もっとこうしていればよかったなどといった点があったら、お知らせ願います。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) イオンの進出につきましては、再三市とも会議を開いておりましたけれども、その中で今議員申されましたとおり、コロナまた購買の方法が変わってきたということにおいて、断念せざるを得ないということをイオン側から聞いているというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 期待をしていた市民の方が多くいらっしゃると思うのですけれども、これ裏切ってしまったような形になってしまったのですけれども、これ市民の皆さんには丁寧な説明が必要だと思うのですけれども、どのように対応されていかれるのでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  先ほども申し上げましたとおり、土地利用の方針、進出時期等についての情報提供を求めていく中で、市民にも情報発信に努めなければいけないとは認識しております。また、物流でございますけれども、今物流の考え方も変わっているということは全国的な中で情報として得ておりますので、その物流が仮にこちらのほうへ進出というようになった場合においての、そういう物流の中に何を取り入れられるかということを市のほうでも考えながら、それを要望していくというスタンスを取ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 もともとイオンは17ヘクタール土地を所有していまして、そのうち10ヘクタールを大和ハウス工業が買っています。そこは物流施設になるということで捉えていいのですか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  まだ、その内容については把握しておりません。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 物流施設ばかりではなくて、やっぱり地元の皆さんに喜んでもらえるような施設、例えばスーパーやドラッグストア、飲食店やスーパー銭湯など事業者とも、それは市からも提案していただきたいと思いますけれども、いかがお考えでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  先ほどの答弁と同様となりますけれども、今物流倉庫のイメージは変わっているということで、全国的にも物流の中身が今議員のおっしゃられるようなことも含めた対応もされております。近隣の中では、流山、また他県におきましては神奈川県でも、その物流のイメージを変えるようなものができているということを、マスコミ等で把握しているところでございます。それらを含めて、今後四街道にその旨の、そういうようなものが進出されるようなお話があった場合には、どう四街道として対応していくかということを考えてまいりたいというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 ぜひ住民の方に喜ばれるような施設を誘致していただきたいと思います。  続きまして、③の都市計画道路に移りますが、物井駅のミニストップ前の小堤踏切ですが、交通量が以前よりも増えて、さらに渋滞が増しているように感じます。四街道市は、JRをまたぐ道路が1本もないこと、渋滞の緩和や災害に強いまちづくりのためにも、3・3・1号線の整備は早急に進めなくてはなりませんが、市としてもイの一番で整備をしなくてはならない事業だとの共通認識はしていらっしゃるでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  3・3・1号山梨臼井線につきましては、市にとって重要な路線であるということは認識しておりますが、先ほど市長がご答弁申し上げましたとおり、市の財政状況やほかの事業の動向を見ながら、慎重に見定めていきますというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 3・4・7号南波佐間内黒田線も、用地買収を徐々にやって今41.6%ということなのですけれども、これ四街道市にとって災害の観点からしてもやっぱり3・3・1号って重要だと思うのです。これやっぱり一回3・4・7号をストップさせて3・3・1号に、早期開通に向けて取り組むべきではないのかなと思うのですけれども、なかなかそれは難しいということですか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  現在整備を進めております3・4・7号南波佐間内黒田線につきましては、主要地方道浜野四街道長沼線のバイパス的な役割として、歩行者の安全確保や災害時の避難路等が見込まれる重要な路線であることから、引き続き整備を進めてまいります。また、社会資本整備総合交付金がせっかく採択されている事業でございますので、必要な路線であるというふうに認識しているというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 そうだと、20年、30年はやっぱりできないですね、そうすると。長岡地区は、いまだに大型車両の進入が後を絶ちません。山梨本村も交通量が増え、抜け道になっており大変危険ですので、その辺も地域住民の方に寄り添って進めていただきたいと思います。  続きまして、④、物井駅東口へのアクセス道路ですが、現状の東口ロータリーの利用は、ほぼ佐倉市の方です。しかし、鹿島川までは四街道市です。東口にお住まいの方も四街道市民です。東口の活性化や災害対応も含めて、このアクセス道路は必要だと思いますし、みそらや山梨にお住まいの方々からは依然として粘り強い要望が寄せられています。部長は、この道路の必要性をどのようにお感じになられているでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  今までも過去の部長からもご答弁されていると同様の内容でございますけれども、過去の大雨時には物井駅東口へ向かう周辺道路が冠水して、通行できなくなったということもございます。鹿島川周辺の浸水想定区域等を考慮するアクセス道路は、駅東口へ向かう限られたルートの1つであるということで重要な路線であると認識しております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 ぜひとも前向きに、市長も代わったことですし、検討していただきたいと思います。  続きまして、第8項目の1点目、都市公園の管理方法ですが、日頃から本当によく管理をしていただいているところではございますが、いま一度聞かせてください。市と財団とでは連携は密に図られているのでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  都市公園の管理につきましては、指定管理者である地域振興財団が、都市公園管理運営業務仕様書に基づいて清掃、草刈り、樹木の剪定、樹木の消毒及び遊具の点検などを行っており、毎月公園ごとに実施状況の報告がなされているほか、作業によっては随時責任者より報告を受けております。また、自治会や市民の方々からの要望につきましては、情報を共有し、そごがないよう現地立会いを行った上で対応するなど、連携を図っているというところでございます。今後におきましても、引き続き地域振興財団とともに良好な都市公園の維持管理に努めてまいりたいというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 予算の関係もあってなかなか対応できない箇所があるのも十分理解しているところではございますが、残念な事故も発生してしまいました。千代田近隣公園の凸凹になっている根上がりにつまずき、転倒して高齢者の方が足を骨折してしまいました。その方は私の同級生のお母さんだったのですが、温厚な方で、自分の不注意だから、弘毅君、気にしないでとお話をしてくれました。しかし、ギブスをされた痛々しい姿を拝見して、地元の議員として恥ずかしさと情けなさが込み上げてきました。市としては、この根上がりについては把握はされていたのでしょうか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  これにつきましては、議員のほうからの情報ということで、認識させていただいたところでございます。まず、そのけがをされた方におわびをしたいというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 先ほど部長の壇上の答弁でもありましたが、ここの公園は管理人が常駐していますね。そういった報告って上がってこないのですか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) 管理人からの報告も、管理人は調査をした中では、その旨はなかった、ないというか分からなかったということで報告を受けております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 何のためにそういう管理人がいるのですか。危険箇所があったら、やっぱり共有して市も把握して財団はもちろんですけれども、やっぱりやるべきなのではないですか。こういった事故は、やっぱり二度と起こってほしくないので、ぜひその辺管理人に、何か異変があったらすぐ連絡体制できるようにしてください。どうですか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  今議員のおっしゃることは十分認識させていただきます。その中で、この千代田近隣公園の改善につきましては年度内に、年度内といっても3月でございますけれども、改良工事を進めておりますので、改善されるということでご認識いただければと思います。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 最後になりますが、第9項目の次期ごみ処理施設ですが、これ今議会の補正予算においても吉岡4号線の道路新設改良工事費が計上されていますが、これ次期ごみ処理施設の建設のめどが立っていないのですけれども、この地域振興策は今後続けていくのですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 地域振興策につきましては、よく吉岡区の皆様と話合いをしながら、考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 これどんどんお金がかかることですから、一時ちょっと説明してストップすることも大事かなと思うのです。それで、これ残土の問題ですけれども、そもそも市は公共事業として進めてきましたが、現場管理や施行管理は全くといってやってこなかった市の責任も大いにあると思うのですけれども、本来公共工事というのは自治体が主体となって行う事業ではないのですか。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  議員ご指摘のとおり、自治体が主体となって行う事業でございますけれども、本事業については自治体が民間事業者、下野商事に委任する形で行ったと、くぼ地解消を行ったというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 坂本弘毅さん。 ◆坂本弘毅議員 やはり市の責任は私も相当重いと思うのです。だから、刑事告発の言、森本議員から出ましたけれども、何か後ろめたいことがあるからできないのですよね。いつ、どこで、誰が、分かっているのではないのですか、答えてください。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  警察関係者の方からアドバイスをいただいたのは、本当にそこのある地点の土壌汚染のある場所に、誰が入れたかという立証が必要であるというふうに言われておりますので、下野商事という一くくりではなく、どのダンプが、どういった時間に、いつ入れたかという、そこの立証がなかなか難しいというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 以上でれいわ輝、保坂康平さんの質問を終結します。  暫時休憩します。    休憩 午後 3時54分    再開 午後 4時10分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○成田芳律議長 次に、会派四街道の代表質問を行います。  四街道、清宮一義さんの発言を許します。  20番、清宮一義さん。    〔清宮一義議員登壇〕 ◆清宮一義議員 議席番号20番、会派四街道、清宮一義、代表質問を行います。  新型コロナウイルス感染症の蔓延防止が延長されている。感染防止は重視してほしい。しかし、自粛も限界に来ているとの声も聞きます。ロシアによるウクライナ侵攻に対し、ウクライナは聖なる戦争、勝つまで戦うと、自国を守る国民の力を結集しております。ロシア軍における病院の破壊や市民の犠牲と、痛ましい報道が連日あります。先の見えない戦い、早期に解決し、停戦に至ることを願うばかりです。  当市においては、国道51号線の4車線化に向け拡幅事業、都市計画道路3・3・1号第1工区の開通、3・4・7号線道路新設事業の推進と市民生活の利便性の確保のため、着実に事業が推進しています。地方行政の原点は、市民生活の向上にあります。会派四街道は、地方行政の進展に力を注いでまいります。  それでは、1、新市長による市政運営。  ①、今回の市長選挙における勝因をどのように捉えているか伺う。  ②、特に、またいち早く力を入れたい点は何かを伺う。  ③、行政の継続性という点から、新市長は前任者のよいところ、そうでないところをともに引き継ぐことになる。それに対する覚悟と対応を伺う。  ④、改めて広く市民に訴えたいことは何か伺う。  2、新型コロナウイルス対策。  ①、情報の伝達及び共有に関し、どのように行っていくか伺う。  ②、新型コロナウイルスに起因した生活困窮や市内事業者への影響に対し、どう対応していくか伺う。  ③、児童生徒の学校現場における体験の減少をどう捉えて、どのように対応するか伺う。  3、次期ごみ処理施設問題。  ①、訴訟の継続は行うか伺う。  ②、汚染土壌搬入問題の真相究明に向けて、どのように行っていくか伺う。  ③、現行施設からの移行に向けて、どのように行い、どのようなスケジュールで行うか伺う。  ④、今回の汚染土壌搬入問題の要因をどのように捉え、再発防止につき、どのように考えているか伺う。  4、庁舎建設。  ①、庁舎建設の費用削減につき、どのように行うか伺う。  ②、既存の実施計画と、あるべき市庁舎の整合をどのように捉え、どう対応するか伺う。  5、鹿渡南部特定土地区画整理事業。  ①、鹿渡南部特定土地区画整理事業に対し、組合の調停が締結された場合の対応を伺う。  ②、①を踏まえて、今後の方向性を伺う。  6、都市計画道路。  ①、都市計画道路3・3・1号山梨臼井線の整備状況を伺う。  ②、都市計画道路3・3・1号山梨臼井線第2工区の考え方及びスケジュールを伺う。  ③、都市計画道路3・3・1号山梨臼井線以外の都市計画道路につき、どのように捉え、その決定をいつ頃出すか伺う。  7、行政運営。  ①、現状の市の財政状況をどのように捉え、今後どのように進めていくか伺う。  ②、中長期的な財政状況を見据え、単年度の予算措置をどのように図るか伺う。  ③、扶助費の推移をどのように捉え、どう対応するか伺う。  ④、歳出削減につき、どのように進めていくか伺う。  ⑤、歳入増加策につき、どのように進めていくか伺う。  ⑥、各種計画につき、EBPMの手法といった客観的な数字や指標に基づく行政運営に対し、どのように捉え、どう進めていくか伺う。  ⑦、行財政は厳密には非常に難解なものであるが、それらをどのように分かりやすく市民に伝達していくか伺う。  8、市内インフラ対策。  ①、市内公共施設の老朽化対策につき、どのように進めていくか伺う。  ②、生活道路整備や通学路、特にガードレールの設置補修につき、どのように捉え、どのように進めていくか伺う。  ③、公共交通不便空白地域への対応をどのように捉え、どのように進めていくか伺う。  9、住みよさ増進策。  ①、健康づくりに向けて、現状をどう捉え、どう改善するか伺う。  ②、高齢者支援策として、現状をどう捉え、どう改善するか伺う。  ③、生涯学習の環境整備に対し、現状をどう捉え、どう改善を図るか伺う。  ④、障害のある方への支援として、現状をどう捉え、どう改善を図るか伺う。  ⑤、子育て環境の充実として、現状をどう捉え、どう改善を図るか伺う。  10、教育環境増進策。  ①、いじめ対策につき、現状をどう捉え、どう改善を図るか伺う。  ②、ICT機器の導入、利用状況につき、現状をどう捉え、どう改善を図るか伺う。  ③、教職員の負担軽減につき、現状をどう捉え、どう改善を図るか伺う。  11、デジタル化推進策。  ①、庁内におけるAI、RPAの導入に対し、どのように捉えているか伺う。  ②、市民の利便性向上のための道具としてデジタル化を進める必要があるが、どのように進めていくか伺う。  以上、壇上の質問といたします。答弁よろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 清宮一義さんの質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、鈴木陽介さん。    〔市長 鈴木陽介登壇〕 ◎市長(鈴木陽介) 会派四街道、清宮一義議員の代表質問にお答えいたします。私からは、第1項目、新市長による市政運営、第3項目、次期ごみ処理施設問題の2点目、3点目及び第4項目、庁舎建設についてお答えいたします。  初めに、第1項目の1点目、今回の市長選挙における勝因でございますが、これまで佐渡前市長が四街道の発展に尽力され、子育て環境の充実やシニア世代の安心をつくっていただき、若い子育て世代の方を中心に人口が増加するなど、県内屈指の人口増加率を誇るまちづくりを進めていただきました。このまちづくりの方向性としては、私と共通する点もあったと思いますが、次期ごみ処理施設用地における土壌汚染など、市民生活に対する市民の不安感が広がり、市政の透明性を高めたい、四街道市を変えたいという機運が高まるなど、四街道市政の転換期にあったのではないかと考えております。また、私の市議、県議10年で培ってきた政策づくりの経験、私の「この街のために」という強い思い、声が多くの市民に届くとともに、「動く市長」、「透明な市政」、「挑戦する街」など、市政刷新の訴えに一定の評価があったものと考えております。  続きまして、2点目、いち早く力を入れたい点は何かでございますが、新型コロナウイルス感染症対策や次期ごみ処理施設など、喫緊の課題に対応しつつ、私が選挙中に掲げた「動く市長」、「透明な市政」、「挑戦する街」の3つの基本姿勢については、スピード感を持って進めてまいりたいと思います。  続きまして、3点目、前任者のよいところとそうではないところをともに引継ぐことに対する覚悟と対応についてでございますが、先ほど前市長のご尽力された点については述べさせていただきましたが、現在進行中の施策については、職員との対話もしっかり行いながら、これまでの市政の継続すべき点は、しっかりと引継ぎ、新たな発想で変えるべきところはスピード感を持って見直し、伝統と新しさが調和した、住みよい四街道市をつくってまいりたいと思っております。また、覚悟につきましては、私の「この街のために」という言葉は、どんな困難が押し寄せても、このまちの人々とともに乗り越えるという強い思いを込めたものでございます。今後、私自身が勇気を持って四街道の未来へ踏み出す、その先頭に立ち、積極果敢に挑んでいき、みんなでまちをつくるという決意で進めてまいりたいと思います。  続きまして、4点目、改めて広く市民に訴えたいことは何かでございますが、先ほどから述べておりますとおり、「動く市長」、「透明な市政」、「挑戦する街」の3つの基本姿勢を、スピード感を持って進めてまいりたいと考えております。「動く市長」につきましては、市長自らが対話と現場主義を貫き、市民の皆様と同じ目線で四街道の未来を描く、身近な市長になってまいります。「透明な市政」については、市民からの信頼を得るべく、徹底的に行政をオープンにし、あらゆる媒体やSNSを用いて情報発信を強化するとともに、政策づくりの過程なども公開してまいりたいと思っております。さらに、行政が持つデータを市民の皆様と共有することで、市政の見える化を進めてまいります。「挑戦する街」につきましては、他自治体の先進的な取組を積極的に検討するとともに、国や県が提案するモデル事業には、一番に手を挙げるようなまちを目指してまいります。  続きまして、第3項目の2点目、汚染土壌搬入問題の真相究明に向けて、どのように行っていくかでございますが、真相究明については現在の4者を被告とした裁判を継続するとともに、関係事業者に対しては、引き続き聞き取り調査を行ってまいります。なお、市職員等に対しては、さらなる究明を図る必要があることから、まずは私をトップとした内部的な調査体制をつくり、聴取等を進めてまいりたいと思います。  続きまして、3点目、現行施設からの移行に向けてどのように行い、どのようなスケジュールで行うかでございますが、本事業につきましては、広域処理も含めたあらゆる可能性を探りながら検討し、財政負担を極力抑えた形での早期実現を目指してまいりたいと思います。  続きまして、第4項目、庁舎建設の1点目、庁舎建設の費用削減につき、どのように行うか及び2点目、既存の実施計画と、あるべき市庁舎との整合をどのように捉え、どう対応するのかについて一括してお答えいたします。庁舎建設につきましては、実施設計の内容を確認した結果、さらなる費用削減の余地は少ないこと、庁舎建設に有利な財源が確保されていること、また災害時に市民の皆様の安全安心な暮らし、命を守る防災拠点の必要性など、これらを総合的に深慮し、現在進めている、市庁舎整備事業を継続し、実施していく決断をいたしました。今後は、市民の皆様に対しても、対話を通じて計画の内容について説明を尽くし、事業を推進してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。    〔教育長 府川雅司登壇〕 ◎教育長(府川雅司) 私からは、第10項目の1点目、3点目について、順次お答えいたします。  最初に、1点目のいじめ対策につき、現状をどう捉え、どう改善を図るかについてですが、令和3年度1月末時点のいじめの認知件数は、小中学校で101件となり、令和2年度と比較し増加しております。これは、今年度子供たちの様々な活動に制限がある中でも、昨年度に比べ教育活動を積極的に実施し、子供たちの直接的な関わり等が増えてきたためであると考えます。現状の改善を図るために、市内小中学校においては、いじめを許さない学校づくりとして、学校いじめ防止基本方針を策定し、校内のいじめ対策組織を中心に、いじめに関するアンケートの実施や教育相談週間の開設、いじめ防止に関する校内研修会の実施等に取り組み、日常の児童生徒の言動にも注意を払い、丁寧に対応しております。市教育委員会では、毎月学校からいじめの聞き取りを実施し、指導助言を行っています。また、校長会議、教頭会議で月ごとのいじめの件数や傾向の発信、対応について依頼しております。さらには、状況に応じて、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等の外部機関と連携し、対応しております。また、教育サポート室と青少年育成センターが連携し、相談フリーダイヤル及び相談専用電話を設置して、相談しやすい環境を整えております。今後も、いじめの未然防止、早期発見、早期対応に努めてまいります。  次に、3点目の教職員の負担軽減につき、現状をどう捉え、どう改善を図るかについてですが、市教育委員会では、これまでに校務支援システムの配備、会議や研修のオンライン方式導入、送付文書の電子化、ICT支援員、少人数指導教員等の配置など、学校の業務改善を支援してまいりました。学校は、これらを有効活用して、出退勤時間の管理をはじめとした職員の意識改革を促進し、教育課程の改定、指導方法の工夫、会議の効率化等、日常の働き方を1つ1つ見直し、地道に取り組んでいます。本年度11月に、県が実施した、教員等の出退勤時刻実態調査の結果では、本市教員等の1か月の時間外在校等時間が、45時間を超える者の割合は、県平均との比較では、小学校でマイナス5.5ポイント、中学校でマイナス2ポイントの状況です。また、令和元年6月の本市の状況と比較すると、小学校でマイナス24.1ポイント、中学校で、マイナス17.3ポイントと、状況の改善がうかがえます。このことから、これまでの実践は、効果を発揮していますが、一方で、改善の変化は停滞傾向がうかがえます。また、文科省が学校が負担している家庭や地域の役割を、元に戻すことの必要を指摘していますが、この推進には家庭及び地域の一層の理解が求められます。これに加え、新型コロナウイルス感染症の対策という新たな課題への対応が影響を与えています。今後の改善に向けては、校務のICT化のさらなる拡充、教職員定数増の確保、家庭や地域の意識改革の促進が必要です。予算措置等を含め、国、県に要望していくとともに、今あるリソースの活用をできる限り工夫し、学校と連携して取り組んでまいります。  私からは以上となります。 ○成田芳律議長 健康こども部長、山﨑裕之さん。    〔健康こども部長 山﨑裕之登壇〕 ◎健康こども部長(山﨑裕之) 私からは、第2項目の1点目及び第9項目の1点目と5点目について順次お答えいたします。  初めに、第2項目、新型コロナウイルス対策の1点目、情報の伝達及び共有に関し、どのように行っていくかについてですが、ワクチン接種や相談先、千葉県からの協力要請等の新型コロナウイルス関連の情報は、市ホームページにおいて、市の情報に限らず国や県のホームページのリンクを設けるなど、必要な情報を得やすい構成に努めています。また、新型コロナウイルス感染者数の急増に伴い、緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置が行われ、千葉県から協力要請があった際などの機会を捉え、市ホームページのほか、ヤフー防災速報、ツイッター、よめーる、フェイスブック、ラインの各種SNSを活用し、随時、市長からの緊急メッセージを発出しております。今後も、国や県からの情報に注視し、市ホームページ、各種SNSを通じ、感染防止対策を呼びかけるとともに、情報発信に努めてまいります。  次に、第9項目、住みよさ増進策の1点目、健康づくりに向けて現状をどう捉え、どう改善を図るかについてお答えいたします。コロナ禍での生活が長引き、活動が制限される中、運動不足や環境の変化によるストレスの増大等の健康問題が懸念されます。栄養、睡眠、運動やメンタルヘルスについて、ホームページや市政だより、集団検診会場等での周知のほか、感染対策を取りながら、各種健康づくり事業を行っています。また、電話相談や面接での健康相談、健診結果相談では、心と体の健康について個別の相談に応じています。今後も、各種健康教室や相談の中で、環境の変化に応じた心や体の相談を継続するとともに、厚生労働省や千葉県のSNS相談などを含めた様々な相談場所、健康情報の周知にも、引き続き努めてまいります。  続きまして、5点目、子育て環境の充実として、現状をどう捉え、どう改善を図るかについてですが、本市では子育て環境の充実を図るため、「すくすく子育ち・みんなで子育て四街道」を基本理念とする、四街道市こどもプラン第2期子ども・子育て支援事業計画を令和2年3月に策定し、基本理念を実現するため、子ども・子育て支援に関する各施策を展開し推進しているところです。計画に位置づけられた各施策は、毎年実施状況から進捗評価を行っており、令和2年度の評価では新型コロナウイルス感染症の影響により、事業の中止、制限等を行った施策もありましたが、全118施策中93の施策が計画より進んでいる、または計画どおり進んでいるという状況となっております。今後も、引き続き子育て環境の充実が図られるよう、各施策の推進に取り組んでまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。    〔福祉サービス部長 齋藤千裕登壇〕 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) 私からは、第2項目の②のうち、福祉サービス部所管事項及び第9項目の②、④についてお答えいたします。  初めに、第2項目の②、新型コロナウイルスに起因した生活困窮への対応についてですが、本市では、生活困窮者自立支援事業に基づき、くらしサポートセンター「みらい」や庁内の関係部署、関係機関が参画し、合議体形式による生活困窮者自立支援調整会議を毎月1回開催し、新型コロナウイルス感染症等により生活困窮に陥り、相談に来られた方の情報共有や支援内容を協議しています。また、生理用品を十分に用意できない女性を支援することを目的とした生理用品の無償配布、住居確保給付金や緊急小口資金特例貸付けのほか、新型コロナウイルス感染症の影響で、令和3年1月以降の収入が減少し、住民税非課税相当の収入となった世帯に10万円を給付する国の住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金を9月末まで実施しています。さらに、生活保護の申請に対し、速やかな保護決定を行うなど、生活に困窮された方の生活が早期に安定するよう努めております。  次に、第9項目の②についてお答えします。高齢者施策につきましては、四街道市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画に基づき、各種の施策を展開しているところです。令和3年度から令和5年度までを計画期間とする現行の第8期計画においては、全ての団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年を見据え、「ともに支えあい、生涯にわたって、いきいきと生活できるまち・四街道」を基本理念に掲げ、地域包括支援センターの機能強化や地域の支え合いの推進、在宅医療と介護の連携、認知症高齢者が地域で自分らしく暮らし続けるための施策の推進などに重点を置いて施策を展開しております。令和4年度においては、地域包括支援センターの機能強化を図るため、千代田中学校地区に新たな地域包括支援センターの開設を予定しており、委託事業者の公募、取得した土地、建物の改修、ケース及び事業の引継ぎなどの各種準備を進めてまいります。  続いて、④についてお答えします。障害者施策につきましては、障害者基本計画及び障害福祉計画・障害児福祉計画に基づき、各種の施策を展開しているところです。近年、障害のある人の高齢化や、それに伴う障害の重度化等により、障害福祉サービスに対するニーズは複雑多様化しており、特に親亡き後も安心して、その人らしく暮らし続けることができるよう、障害福祉施策の推進に取り組んでおります。令和4年4月には、障害者基幹相談支援センターを開設し、相談支援体制の充実や権利擁護、虐待防止の普及啓発などに取り組むとともに、緊急時の対応など、障害のある人の生活を地域全体で支える体制を整えてまいります。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。    〔環境経済部長 麻生裕文登壇〕 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私からは、第2項目、新型コロナウイルス対策の2点目、第3項目、次期ごみ処理施設問題の1点目及び4点目のご質問について順次お答えいたします。  初めに、第2項目の2点目、新型コロナウイルスに起因した市内事業者への影響に対し、どう対応していくかでございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少している市内事業者に対しては、国や県による給付金等の支援事業が継続的に行われていることから、市といたしましても引き続き地域経済の動向を注視しながら、市内事業者が経営活動を続けていけるような支援策の実施に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、第3項目の1点目、訴訟の継続は行うかでございますが、現在行っている裁判は、被告らが行った、過剰かつ汚染された土壌の搬入による不法行為及び債務不履行に基づき、損害賠償請求権を行使するものであり、相手方の法的責任を追及するためには、この権利を維持する必要がございます。また、土壌汚染問題につきましては、司法判断に委ねることにより、問題の核心に近づくことができるものと考えておりますことから、裁判につきましては継続してまいるものでございます。  次に、4点目の今回の汚染土壌搬入問題の、要因をどのように捉え、再発防止につき、どのように考えているかでございますが、汚染土壌の搬入につきましては、現在裁判で争っている被告らによりなされたものであり、その原因に関しては訴訟の中で明らかになるものと考えております。また、現在行っている関係事業者への聞き取りや百条委員会での証言などに加え、市職員等に対してはさらなる究明を図る必要があることから、まずは市長をトップとした内部的な調査体制をつくり、聴取等を進め、最終的には総括していくことが必要と考えております。なお、再発防止に向けては、重要事項については、議会への報告を適宜行うことが必要であると考えております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。    〔教育部長 伊藤克紀登壇〕 ◎教育部長(伊藤克紀) 私からは、第2項目の3点目、第9項目の3点目、第10項目の2点目について順次お答えします。  初めに、第2項目の3点目、児童生徒の学校現場における体験の減少をどう捉え、どのように対応するかについてですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、体験学習の活動が減少しておりますが、市内各小中学校では、日程や体験先の変更、外部人材を招き、自校で体験学習を実施するなど、新型コロナウイルス感染症対策を徹底しつつ、体験学習が継続して実施できるよう工夫しております。市教育委員会では、感染症対策を徹底した上で体験学習が実施できるよう、各学校からの相談に丁寧に応じるだけではなく、引き続き工夫のある取組事例をデータ化し、各学校に情報提供してまいります。  次に、第9項目の3点目、生涯学習の環境整備に対し、現状をどう捉え、どう改善を図るかについてですが、生涯学習の環境整備につきましては、四街道市総合計画をはじめとした各種計画に基づき、施策に取り組んでまいりました。しかし、時代の移り変わりや生活様式の多様化に伴い、私たちが学ぶ環境や目的にも変化が現れているものと捉えており、新しいライフスタイルに向けた事業展開を目指し、適宜改善を図ってまいります。また、生涯学習の中核施設である公民館施設も老朽化が進んでいることから、改修を行うなど学習環境の適正管理を図り、生涯学習を推進してまいります。  次に、第10項目の2点目、ICT機器の導入、利用状況につき現状をどう捉え、どう改善を図るかについてですが、本市では市内小中学校全ての児童生徒にタブレット端末の配付を完了し、各学校においてタブレット端末によるオンライン学習や学習支援ソフトを活用した学習が行われております。また、学級、学年閉鎖等、学校に登校できない児童生徒に対しても、持ち帰らせたタブレット端末を使用し、授業のライブ配信や学習支援ソフトによるドリル学習を行うなど、オンライン学習の取組が行われております。課題としては、導入時に教員のタブレット端末活用方法取得に時間を要したことが挙げられます。そのため、市教育委員会では、ICT支援員を配置するとともに、タブレット端末活用事例の提供や訪問による支援を行ってまいりました。現在では、日常的にタブレット端末を活用した授業が行われております。また、複数学級で同時にタブレット端末を使用した際に、インターネット回線の遅延が発生する課題を解消するために、各学校のインターネット回線増強のための準備を進めております。市教育委員会といたしましては、引き続き各校においてICT機器が有効に活用されるよう、支援を行ってまいります。  私からは以上でございます。                        ◇ △会議時間の延長 ○成田芳律議長 あらかじめ会議時間の延長をします。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。    〔都市部長 嶋田浩司登壇〕 ◎都市部長(嶋田浩司) 私からは、都市部所管の5項目め、鹿渡南部特定土地区画整理事業、6項目め、都市計画道路、8項目め、市内インフラ対策の2点目につきまして順次お答えいたします。  初めに、5項目めの1点目、鹿渡南部特定土地区画整理事業に対し、組合の調停が締結された場合の対応を伺うにつきましてお答えいたします。利害関係人である本市といたしましては、調停条項案、財政的支援として、令和6年度まで限度額2億7,000万円の債務負担行為、市が組合に対して持つ債権の放棄及び令和4年度分の財政支援についての補正予算を議会に上程させていただきます。  続きまして、2点目の今後の方針についてにつきましてお答えいたします。議案をお認めいただいた際には、調停で合意された再建計画により、事業を進めていくための事務的、財政的支援を行い、都市計画事業としての鹿渡南部特定土地区画整理事業を完了まで導くため、必要な指導を行ってまいります。  続きまして、6項目め、1点目の都市計画道路3・3・1号山梨臼井線の整備状況を伺うにつきましてお答えいたします。都市計画道路3・3・1号山梨臼井線の整備状況といたしましては、令和3年3月18日に1工区本線の供用を開始しており、最終年度となる今年度は調整池の整備工事及び山梨臼井線本線に附帯する法面等の整備工事を実施しているところでございます。  続きまして、2点目の都市計画道路3・3・1号山梨臼井線第2工区の考え方及びスケジュールを伺うにつきましてお答えいたします。都市計画道路3・3・1号山梨臼井線2工区の考え方につきましては、山梨臼井線は、国道51号から四街道インターチェンジへの円滑な交通が図れるほか、市街地の中心部に流入する通過交通の大幅な減少や、災害時の物資供給等のための緊急輸送道路である東関東自動車道と国道51号を結ぶ重要な路線であることから、1工区に続き、2工区の整備は必要であると考えております。しかしながら、スケジュールにつきましては、市の財政状況や他事業の動向を見ながら、慎重に見定めてまいります。  続きまして、3点目の都市計画道路3・3・1号山梨臼井線以外の都市計画道路につき、どのように捉え、その決定をいつ頃出すか伺うにつきましてお答えいたします。都市計画道路3・3・1号山梨臼井線以外の都市計画道路の整備状況につきましては、現在都市計画道路3・4・7号南波佐間内黒田線の事業を進めております。また、その他の都市計画道路の事業化につきましては、市の財政状況や他事業の動向を見ながら慎重に見定めてまいります。  続きまして、8項目め、2点目の生活道路整備や通学路、特にガードレールの設置、保守につき、どのように捉え、どのように進めていくかにつきましてお答えいたします。幅員の狭小な路線につきましては、ガードレールの設置幅を確保することができない場合があることから、道路幅員を確認した上で、ガードレール設置の判断を行っております。設置幅が確保できない場合につきましては、車道幅員を狭め、路側帯をグリーンに着色するとともにオレンジ色の車線誘導標を設置し、歩行空間を明確にする手法などを採用しており、各路線の特性に適した対策を実施しております。また、保守につきましては、日々の道路パトロールや自治会などからの要望により、現地状況を確認した上で、順次交通安全施設維持修繕工事での対応をしているところでございます。特に通学路につきましては、早期整備が必要なため、通学路合同点検の結果を基に交付金を活用しながら重点的に進めております。  私からは以上でございます。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。    〔経営企画部長 石渡省己登壇〕 ◎経営企画部長(石渡省己) 私からは、第7項目及び第8項目の1点目と3点目並びに第11項目について順次お答えいたします。  初めに、第7項目、行財政運営についての1点目、現状の市の財政状況をどのように捉え、今後どのように進めていくか及び2点目、中長期的な財政状況を見据え、単年度の予算措置をどのように図るかについては、一括してお答えいたします。現在の本市の財政状況としては、人口の増加に伴い、歳入面で地方交付税及び臨時財政対策債等の一般財源が増加傾向にあり、財政状況が改善傾向にあるものと考えております。しかしながら、社会保障関係経費や、庁舎整備をはじめとする公共施設の老朽化対応に伴う公債費など、将来的な歳出の増加も想定されているところです。将来にわたって持続可能な財政運営としていくためには、行財政改革推進計画に基づく取組を着実に実施していくとともに、公債費の増加につながる普通建設事業の予算化に当たっては、必要性や事業規模について十分に検討した上で、過大な予算とならないよう査定を行うことや、国、県の補助制度及び交付税措置のある起債を最大限活用することで、市の財政負担の軽減に努めていくことが重要であると考えております。  続いて、3点目、扶助費の推移をどのように捉え、どう対応するかについてですが、扶助費については、令和4年度当初予算において、過去の推移から算出した伸び率を乗じること等により増加分を見込み積算した結果、前年度比14.9%、13億1,775万7,000円増の101億5,371万4,000円となりました。増加額の大きいものとしては、障害者自立支援給付事業4億4,606万5,000円の増、保育所運営委託事業4億5,665万9,000円の増、生活保護給付事業1億4,314万4,000円の増となっております。こうした扶助費全体の増加傾向は今後も継続するものと考えておりますが、扶助費の地方負担分については、各自治体が標準的な行政水準を維持できるよう財源保障されているものであり、国庫支出金や地方交付税が適切な水準で交付されるものと考えております。  続いて、4点目、歳出削減策につき、どのように進めていくかについてですが、これまで経営改革会議で検討を重ねてきた全庁的な事務事業の見直しについて、今後も継続して取り組んでまいりたいと考えております。  続いて、5点目、歳入増加策につき、どのように進めていくかについてですが、市有地の売却、利活用や市税の収納率向上対策などを推進するとともに、長期的には子育て支援策により若い世代の人口流入を促進することで、市税等の一般財源の確保を図ってまいります。  続いて、6点目、各種計画におけるEBPMの手法についてですが、EBPMの推進は政策の有効性を高め、市民の行政への信頼確保に資するものであると考えております。現在実施しているPDCAサイクルを行いながら、国や他自治体の先進事例等の取組を注視してまいりたいと考えております。  続いて、7点目、行財政は厳密には非常に難解なものであるが、それらをどのように分かりやすく市民に伝達していくかについてですが、市の財政状況については、市政だよりや市ホームページにおいて、平易な日本語や表、グラフを多用し、分かりやすくお伝えできるよう努めているところです。また、主要な財政指標を掲載することで、客観的に市の財政状況を知っていただくことができるようになっております。今後も、より分かりやすい情報発信となるよう、市政だより等の掲載内容の改善に努めてまいります。  次に、第8項目、市内インフラ対策の1点目、市内公共施設の老朽化対策につき、どのように進めていくかについてですが、四街道市公共施設等総合管理計画の施設削減目標などを具現化するために策定した四街道市再配置計画において、施設の方向性が継続の位置づけとなった施設については、四街道市公共施設個別施設計画の中で施設の長寿命化の推進及び適正な改修等の実施時期などを定めており、今後は個別施設計画の内容に沿って老朽化対策を実施していく予定です。  続いて、3点目、公共交通不便、空白地域への対応についてですが、現在はバスの利用見込みや道路状況など地域の実情を考慮しながら、既存バス路線の活用や交通事業者による新規路線の開設を基本としているところです。今後は、昨年度まで実施していたさつきケ丘におけるデマンド型乗り合いタクシーの実証実験結果や千代田地区におけるグリーンスローモビリティの実証実験結果などを踏まえ、公共交通空白地域等の解消に向けて方策を検討してまいります。なお、全てにおいて公的な財政負担を行いながら進めることは困難でありますので、地域主体による取組についても調査研究を続け、費用対効果が期待できる対策を検討してまいります。  次に、第11項目、デジタル化推進策の1点目、庁内におけるAI、RPAの導入に対し、どのように捉えているかについてですが、本市においては令和2年度より、市ホームページの閲覧者向けに選択式のチャットボット「よつぼっと」を導入し、新型コロナウイルス、ごみ、リサイクル及び子育てに関する問合せに対し、自動で回答するAIを活用した取組を行っているところです。第10次四街道市情報化推進計画においてAI、RPAの利用推進を位置づけていることから、その導入については計画に基づいた取組を推進してまいります。  続いて、2点目、市民の利便性向上のため、デジタル化をどのように進めていくかについてですが、これまでも行政手続のオンライン化、キャッシュレス決済サービスの導入、スマホ教室の開催など、ICTを活用した市民の利便性向上の取組を進めているところです。今後も、第10次四街道市情報化推進計画に基づき、市民が行政サービスの利便性向上を実感できるような取組を推進してまいります。  私からは以上です。 ○成田芳律議長 再質問はありませんか。  清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 どうもありがとうございました。では、再質に移ります。  第1項目ですけれども、変化が激しい時代に生き残るため、行政の常識を疑い、新たな視点で自治体同士の広域連携や民間との協働を進めますとのことでありますが、疑うべき行政の常識とは何を指し、どのように広域連携や民間との協働を進める予定なのか伺います。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  行政の常識を疑うとは、一般的に行政は漫然と続いてきた前例の踏襲だとか、また実効性が伴わない、何となくやっているような形式的な行為、また市民目線からかけ離れているということもよく言われますことから、新しく柔軟な発想を取り入れる勇気とチャレンジ精神を持って果敢に挑戦していく姿勢を示しております。まだ就任して2週間で、なかなか実態をつかみ切れておりませんので、都度都度出会ったそういった行政の常識というものをしっかりと改善していくと、疑ってかかっていくという姿勢を示しております。また、四街道市政だけで全ての政策をしっかり全て取りそろえるという、まちをつくっていくという意識をぜひ変革をしたいと思っておりまして、市境を越えた他自治体との広域連携だとか、また民間との連携、さらには市民の皆様との協働、そういったものを生かす、市民力を生かす取組を進めてまいりたいと考えております。その先頭に立って、市長自らが積極的に動いてまいりたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 大変先を明るくするような答弁でございました。なおまた、今後とも一生懸命活動していただきたい。  学校給食の段階的無償化に向けて、どのようなスケジュールで、どのように進めるのか、予定を伺います。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えいたします。  学校給食の無償化につきましては、財政状況を鑑みると市単独では難しい状況であるため、県の動向を注視し、県と連携し、補助状況に応じて市の財政状況を見ながら進めてまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 では、県の状況を見ているということは、まだ市では、方向性は何も持っていないということで、捉えてよろしいのですか。 ○成田芳律議長 教育部長、伊藤克紀さん。 ◎教育部長(伊藤克紀) お答えします。  まだ県のほうが何も公表されておりませんので、その公表された中で考えていきたいというふうに考えております。  以上です。
    ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 これは市のほうが無償化に進めていきたいという考えではないのですか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  私も県と連携した学校給食費の段階的無償化ということを掲げて選挙をやらせていただきました。市として、やはり子供たちを育てる、親の費用の負担の軽減ということを目指して進めてまいりたいと思っておるのですが、県も昨年の知事選のときに学校給食費の無償化を掲げた知事が当選をされております。県のほうでも今いろいろな調査などが進んでおりまして、その中で市町村と連携してという話もあります。ただ、実際に私もちょっと調査してみたのですけれども、まだちょっと動きが芳しくないようでございます。ただ、県がやっぱりやる中で、そういった補助が得られる場合に進めていきたいという考えを今は思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 県と歩調を合わせて進めていくんだというようなお考えでございますので、その辺はよく理解できました。  それと、市長の訴える課題解決モデルとは、どのようなものを想定し、どのように実践していくのか伺います。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答え申し上げます。  これからのまちづくりを考えてまいりますと、議員の皆様がよく課題提起していただいておるのですが、激甚化する災害だったり、また本格的な高齢化の到来、働く世代の減少による社会生活の維持が難しくなっている点など、既存の課題の深刻化だったり、また新たな課題というものが出てきています。その変化に立ち向かうために、徹底的に市民の声に耳を傾け課題を把握して、本市ならではの先進的な取組に挑戦をして、他自治体や国からも注目されるような課題解決のモデルを構築して、実践してまいりたいと思っております。その決意を述べたものでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 本市ならではの挑戦という、前もって災害や高齢化のものに対応すべきということはあるのですけれども、本市ならではの挑戦というのは、具体的には何かこういったものだというのがあるのであれば、お聞きしたいと思います。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  本市も日本と同じく様々な課題を抱えておるわけでございますけれども、やはりこれまで力を入れてきた子育て世帯への支援というところで、様々子育て世帯を流入するような、また子育て世代の方々が今抱えている生きづらさとか、そういったものを支援していくような取組を進めてまいりたいと思うのと、また先ほどから申し上げているとおり、防災の面で今避難所運営訓練の和良比小なのですけれども、そういいった取組、県内でも非常に注目をされておりまして、こういったものも各地域ごとに今広がりつつあります。そういったものを、市民の意見もしっかり参考にしながら、防災だとか子育てだとか、そういった分野で取りあえず当面は課題解決モデルを検討していきたいなと思っております。ただ、今挙げたもの以外でも、やっぱり市民の声で、今こういったことが大変だというものにしっかり対応していく中で、いろいろと先進的な取組に取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 幅広い対応を考えているというような、お含みのお話でございましたので、今後とももう活動を進めていただきたいと、こういうふうに思うようなところでございます。  では、2項目に対しまして、生活困窮者や市内事業者への対応として予算措置をどのように図るか。また、先ほど壇上で10万円の特別給付金を入れているということなのですけれども、これで賄って、これでいいのかというようなことで理解してよろしいのですか。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) お答え申し上げます。  では、ご質問のうち、私のほうからまず生活困窮者への対応についてお答えをさせていただきます。生活に困窮した方への支援につきましては、引き続きその質を落とすことなく、必要な対応を図るための予算編成を行っております。また、財源となります補助金等の活用につきましては、今後も国や県の動向を注視しながら、適正に事務を執行してまいります。また、先ほどの国の生活困窮に陥った方への10万円の給付金につきましては、国の予算で適正に執行し、必要とされている方へ支援のほうをお届けをしているというところでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) 私は市内事業者への対応の部分でございますけれども、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、売上げが減少している市内事業者の状況や停滞する経済活動の動向を注視いたしまして、地域経済の活性化に資するような支援策の実施に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 では、次期ごみ処理施設問題のほうに移りたいと思います。議会等において、適用除外それ自体が汚染土壌搬入の原因という意見がありますが、どのように捉えているか伺います。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  特定事業許可の適用除外であっても、残土条例第7条では、何人も安全基準に適合しない土砂等を使用して土砂等の埋立て等を行ってはならないと厳格に規定してございます。また、さきの住民監査請求に対する市の監査委員の監査結果におきましては、適用除外を行ったことが、汚染された土砂を搬入されたことへの直接的な理由となる相当の因果関係は認められなかったと示されております。したがいまして、特定事業許可の適用除外が土壌汚染搬入の直接の原因であるとは捉えてございません。なお、この問題につきましては新たに住民訴訟が提起されたこともありまして、現在行っている裁判と合わせた中で明らかになっていくものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 広域化も検討するとのことでありますが、いつ頃までにその方針を出すか伺いたい。また、広域の相手方をどのように想定しているか伺います。さらに、吉岡区やみそら、山梨三区に対してどのように対応するのか、併せて伺います。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  次期ごみ処理施設につきましては、広域化も含めたあらゆる可能性を探りながら検討し、財政負担を極力抑えた形での早期実現を目指してまいりたいと考えております。また、広域化の特定の相手方を定めてはおりませんけれども、近隣自治体との可能性について探ってまいります。また、吉岡区やみそら、山梨三区に対しましては、これまでと同様に丁寧な説明や協議を重ねる必要があると考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 あらゆることを想定して、相手方は定めていない。それで、地元には丁寧な説明をすると、これがどうも今お話、答弁聞いていてよく分からないのですけれども、広域ということになると特定されていると思うのです。例えば広域はどこどことやるということになって決められていますので、相手方が想定はしていないのではなくて、想定しているのではないのですか。いるけれどもということになるのだと思うのだけれども、その辺についてはちょっと再度お聞きしたいと思う。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  一番効率のいいのは、近隣の自治体ということでございまして、相手がいらっしゃることでございますので、まずはそういったお話に乗っていただけるかという検討から始めなければならないわけでございますけれども、その中、そのほかにも隣接の自治体ということに限らず費用等も見比べながら、近隣でなくても広域の可能性ができるのかという、可能性についても探っていくものということでも考えてございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 何か何度もしつこいようで申し訳ないのだけれども、近隣の自治体ではないということになると、他の自治体の前を、うちの要するに四街道市のごみ収集車が走って持っていくと。またそういった四街道市にまたピットでも置いて、相手方の自治体が違う自治体のところを通って、処理に持っていくというようなことは、私はそう今答弁で、答弁が分かればあれなのですけれども、答弁を聞いてそういうふうに聞こえたのですけれども、それで私が最初に言ったのは、自治体は想定していないというけれども、想定されているのだろうというのは、近隣自治体で前置き置いてありましたけれども、その近隣自治体というのは、例えば八街であれば共同処理するしかない。佐倉、酒々井であれば広域行政でやるのだと。千葉市であればごみ処理を委託するとか、また同じ共同処理にお願いするとかという、そういうような範疇でちょっとお話ししたのだけれども、今ご答弁のあったように、行政はいろんなところである程度またいでごみ処理というのは、話としてはあれなのですけれども、可能なのですか、そういったことは。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  広域も含めたあらゆる手段をということで、就任してから担当部に指示をさせていただきました。これからいろいろな可能性を模索して、比較するための準備段階に今ありまして、もちろんここで近くだったらこことここを比較してみようとか、市境を越えた事例というのも全国的にはあるそうなので、そういったものも可能性は低いとしても、ちょっと一度検討してみる価値はあるのかなと思っております。また、あらゆる可能性をと申し上げていますので、では吉岡区でもし今のまま、では残土のあれを全部取って、取らなくても土壌汚染対策法に基づいたいろいろな工夫をしてやったら、では幾らかかるのかとか、そういったのも全部中長期的な財政負担も全て見比べてやはり判断しないと、未来の市民、今の市民もそうですけれども、未来の市民にも大きなつけを残すことになりますので、ここは様々な手段をまずは検討させていただきたいという思いでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 そういうことでいろいろ、とにかくあらゆることだということですので、検討は担当でよく検討していっていただきたいと、こんなふうに思って、次回のときにまたお聞きしたい、こんなふうに思います。  それで、ちょっとそれ庁内での、これまでの原因究明のために進めてきた内容を伺うのですけれども、また今後どのように進める予定なのか、この2点についてお伺いいたします。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  現在、関係事業者や職員に対する聞き取り調査を行っておりますけれども、その内容につきましては、さきの全員協議会においてご説明をさせていただいた内容までとなります。今後においては、壇上答弁にて申し上げましたとおり、現在行っている関係事業者に対する聞き取りや百条委員会での証言などに加えて、市職員等に対してはさらなる究明を図る必要があることから、まずは市長をトップとした内部的な調査体制をつくって、聴取等を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 いろいろ決意がありましたけれども、早期解決に向けて努力をしていっていただきたいと、こういうふうに思う次第でございます。  では、4項目めに入ります。費用の削減について実施計画に関わる点をどう捉えているのか、お伺いいたします。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) 今年度完了する実施計画、この内容を確認した結果、先ほど保坂議員の質問の中にもあった様々な削減策も講じられたことから、費用削減の余地はやはり少ないなという印象を持っております。計画の大枠の変更というものは考えておりません。ただ、今後は市民及び議会に対して、庁舎建設について説明を尽くしてまいりたい、また対話をさせていただきたいと思っております。そして、その中で出していただいた取り入れられるものについては、前向きに取り入れてまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 確かに検討して55億が50億に削減されて、さらにその中からそれをもうまた削減するのだということなのですけれども、単価関係が今先ほどれいわ輝のほうからもいろいろご質問が出て、単価関係が上がっているのだと、行政のほうもやっぱり県の指針とか、そういったものを見ても徐々にいろんなものが上がっていると、これをさらに削減を図って進めるというのは非常に難しいと、こんなふうに私は思います。この前、うちのほうの石山議員が、いろいろな点があるかもしれないけれども、市民の安全な利用するところについては、鈴木市長が胸を張ってやれるような、すばらしいものをつくったらどうだというようなご提案もありましたので、その辺についてもご検討を進めていただければと思いながら、もうちょっと私からはもっといいものをつくったらどうだというところで、お話をしておきたいと思います。  次の鹿渡南部特定土地区画整理事業について、何か調停が進まれたということで、今回また先ほども2億7,000万の減免ということと、財政負担をまたほかにもやっていくというようなことがお話がありましたけれども、その財政負担についてはこの前お話しした金額と合っているのかどうか、お幾らなのか、もう一度教えていただければ。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えいたします。  上限額で2億7,000万円でございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 分かりました。  ちょっとすみません、暫時休憩して、議長、後ろから何かうるさい。 ○成田芳律議長 暫時休憩します。    休憩 午後 5時30分    再開 午後 5時31分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 鹿渡南部土地区画整理については、そういうふうに調停が進まれて、解決の方向性が見出されたということでございますので、それについては次の予算等で、また提案されることと思いますので、そうしたらそこでまた議論をしたいと、こんなふうに思っております。  次の6番目の都市計画道路についてでございますけれども、都市計画道路の見直しについては、見直す場合計画の廃止や修正等の対応が定められているが、それらとの整合はどのように捉えているか伺います。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  平成21年度に策定された千葉県の都市計画道路見直しガイドラインに基づき、平成22年度及び平成29年度に当市の都市計画道路の点検を行いましたが、変更や廃止が必要となる路線はございませんでした。なお、現行の四街道市都市マスタープランの目標年次が令和7年でございますので、今後当該マスタープランの評価検証を行う中で、都市計画道路も検証してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 計画見直しに対して、事業に充当された補助金やその他の資金には影響はないか伺います。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  計画の見直しを行う場合には、充当された交付金等への影響を踏まえ、手続を進めてまいります。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 手続を進めるというのは、もしかしたら返還の可能性も出てくるということで認識してよろしいのですか。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) お答えをいたします。  先ほども答弁申し上げましたとおり、都市マスタープランの目標年次、令和7年でございますので、都市計画道路も検証した中で、そういうことが出た場合ということでございます。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 先ほどもいろいろお話があったのです。災害時における緊急路や補給路の機能もある、それらを兼ね備えて、代替についてはどのように進めるつもりなのか、これについて伺いたい。 ○成田芳律議長 都市部長、嶋田浩司さん。 ◎都市部長(嶋田浩司) 都市計画道路につきましては、災害時における緊急路や補給路等の機能を担っており、現在進めております都市計画道路3・3・1号山梨臼井線につきましては、災害時の物資供給等のための緊急輸送道路である東関東自動車道と国道51号を結ぶ路線であり、また3・4・7号南波佐間内黒田線につきましても避難路等を見込める路線であることから、計画の見直しを行う場合には、そのような機能を損なわないよう慎重に進めるべきものと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 これ南北に都市計画道路というのですか、南北に線路を越えた道路というのは、今市役所の前の道路1本で、これだけで補給が可能なのかどうか、どうしても多分緊急時においてはもう一本、3・3・1号がどうしても必要であると、私もこの前からやっていた東関道の物資が東関道から運ばれてきたときにも、横断的に進める道路がないと困ってしまうのだということで入っていって、今度の3・3・1号の第2工区が、もう一度見直していくんだというようなことを言われていますけれども、これは四街道市の最優先事業ということで今まで進めてきたのですけれども、これからは最優先事業ではなくなるということなのですか、それともそれも加味して検討していくということで理解してよろしいですか。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  もちろん緊急輸送道路としての必要性というか、重要性については、もちろん重々私たちも承知しているところでございます。ただ、これからどれくらいの費用がかかるのか、またどれくらいの期間がかかるのかということを、就任してちょっと精査をさせていただきたいという意味で、今回このようなお答えになっております。ちょっと少しご猶予いただければと存じますので、よろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 猶予をいただきたいというようなことでございますので、私のほうもなったばかりで、いろいろ煩雑なところでございますので、市長もよくいろいろと考慮する中で決定をしていただきたいと、こんなふうに思っているようなところでございます。  では、次の質問に移ります。財政運営について、稼ぐ自治体としてKPI、つまり目標や指数の設定についてどのように考えているか伺います。また、稼ぎ方についてはどのような対象を想定しているのか伺います。 ○成田芳律議長 市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  KPI、目標としては自主財源の増加というものをイメージして考えております。稼ぐ対象として、やはり市有財産の徹底的な洗い出し、またその利活用による財産収入、市内外の方からの寄附金収入、また企業誘致による税収の増加、そういったものを想定しております。市有財産の利活用として、これまでも市有財産、市有地の売却や貸付け、また庁舎への広告モニターや証明写真機などの設置を行ってきたところですが、今後は随時募集中の提案募集型ネーミングライツ、これ例えば市の様々なもの、市が持っているものに例えばその人の名前を入れるから幾ら寄附してほしいとか、そういったものだとか、また施設特定型ネーミングライツ、これは総合公園でのネーミングライツだとか文化センターのネーミングライツだとか、そういったものの充実です。また、新たな取組ということも模索していきながら、稼ぐ自治体を目指してまいりたいと思います。例えばクラウドファンディングも、自治体版クラウドファンディングとかも利用できたらなと思っておりますし、また先ほどれいわ輝さんからご提案もあったような、51号4車線化というのもございます。千葉国道事務所の所長様と先日お話もさせていただきまして、国としても4車線化になった場合の、そういった産業誘致、そういったところをぜひ連携したい、協力したいというお話もありますので、そういったところも含めて、とにかく福祉だとか教育だとか、これからやはりお金がかかるであろうところに投資するために稼いでいく自治体をつくっていきたいと思っております。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 分かりました。  コワーキングスペース整備について、どのように進めるか、ご予定を伺います。 ○成田芳律議長 環境経済部長、麻生裕文さん。 ◎環境経済部長(麻生裕文) お答え申し上げます。  コワーキングスペースにつきましては、空き店舗等活用事業と組み合わせて実施することにより、空き店舗の解消と中心市街地の活性化の二重効果が期待できること、また創業支援の拠点として整備することにより、異業種交流による四街道市独自のネットワークづくりにもつながることから、今後は本市に合った整備や支援の在り方について、研究をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 では、支援や整備をよろしくお願いいたします。  8項目めですけれども、市内インフラ対策、こちらについてはいいです。  9の住みよさ増進策の中で、生きづらさを支える全世代のセーフティーネットとは、どのようなことで、どのように進めるのか、お伺いいたします。 ○成田芳律議長 福祉サービス部長、齋藤千裕さん。 ◎福祉サービス部長(齋藤千裕) ご質問の内容が複数の部にわたりますので、代表いたしまして私のほうからお答えをさせていただきます。  近年では、介護離職、ダブルケア、児童虐待、ヤングケアラー、9060問題など、多様な世代におきまして様々な問題が複数に絡み合っております。市では、これまで各担当部署におきまして、それぞれの問題に適切に対応するため横断的な会議を設置するなどし、状況、情報の共有化を図り、問題の解決に努めているところでございます。今後も全ての方に適切な支援が届くよう、しっかりと実態の把握に努めてまいります。また、SNS等を活用いたしまして、ご本人に支援情報をより一層積極的に発信するなど、支援の見える化を進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 10項目めの教育環境増進策でございますけれども、ちょっと1点だけ答弁の中からお聞きしたいのですけれども、3項目めの教職員の負担軽減につき大分改善を図られているということですけれども、うちの孫もそうなのですけれども、朝7時ちょっとには家を出て学校に到着するということは、多分8時前には着いているのではないかと思うのですけれども、そうすると教員の方々は早出とか、そういったものになってしまうのですか。例えばこれが残業なのだという、そういうようなことなのですか、ちょっとお尋ねします。 ○成田芳律議長 教育長、府川雅司さん。 ◎教育長(府川雅司) お答え申し上げます。  先ほど説明させていただきましたが、出退勤時間の管理をしていると、ですから出勤と退勤の時間を合わせて、時間が例えば先ほど申し上げましたけれども、45時間を超える者の割合とか、それも学校の場合には子供たちが朝8時前に登校していますので、どうしても学校の教員はそこで、今コロナの状況ですから、健康観察カードとか、そういうものを確認をすると、そういうことで、またほかの仕事もありますので、そういうものを計算すると、45時間というのを一応先ほど答弁で申し上げました。ですから、出退勤時間の余分なところが、そういう考えでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 分かりました。何か非常に私の孫も出かけていって、いろいろ先生に面倒見てもらっているもので、何か申し訳ないなという、そういうような気分でちょっとお聞きしたような次第でございます。  次のデジタル化推進策について、情報が相手に届くことのメリットを考慮すると、メール登録、よめーる等やSNS登録することへの利益があるほうがよいと言われているが、その点についてどのように捉えているか、お伺いいたします。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  よめーるやSNSに登録することによりまして、市の様々な情報を得ることが利益であると考えておるところでございます。しかしながら、登録することへの利益、いわゆる特典の付与等のことと思いますけれども、そういった特典については現在実施する予定はございません。しかしながら、スマホ教室、そういった機会を捉えまして、よめーるの登録方法を説明するなどいたしまして、登録者数を増やす取組に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 OCRの発信等に伴い、今まで以上に申請書等の合理化が見込まれると思われるが、どのように捉え、どのように進めているのか伺います。 ○成田芳律議長 経営企画部長、石渡省己さん。 ◎経営企画部長(石渡省己) お答えいたします。  申請書等の合理化につきましては、今後情報システムの標準化、共通化を行う中で、併せまして業務プロセスの見直しを行うなど根本的な対応策を検討した上で、AI、OCRなどの利用による自動化を行うことが有効であると考えております。今後も、業務の効率化に向け策定いたしました第10次四街道市情報化推進計画に基づいた取組を進めてまいりたいと考えておるところでございます。  以上です。 ○成田芳律議長 清宮一義さん。 ◆清宮一義議員 私からは以上でございます。  あと同僚から関連質問がございますので、よろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 会派四街道の質問を保留し、暫時休憩します。    休憩 午後 5時48分    再開 午後 6時05分 ○成田芳律議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  残り時間がありますので、同会派の関連質問を許します。  関連質問はありませんか。  13番、石山健作さん。 ◆石山健作議員 関連質問をさせていただきたいと思います。  新市長に市政運営と、1項目めの中で2月20日市長選挙、見事鈴木新市長が誕生いたしました。まず、おめでとうございます。厳しい選挙戦でございました。私も選挙戦に加わりましたけれども、しかしその中で感じたことは、北口駅前で私2回ほど遊説カー、市長がやった中で聞いた中で、いろいろありますが、そのマイク握った人たちの中で、やはり前市長いろいろなことを言っていました。ほとんどの方が言っていました。そこで、私1つ感心したことは、鈴木市長は前市長のことを一言も言わなかった。これだけは私2回聞いた中で感心しました。そこで、ただ1ついいこと言いました。市長、2020年の国勢調査によって、四街道市は県下4番目の住民増加率だというようなことを市長はおっしゃいました。それは私は前市長の功績だと思う。それを市長は、大きな大衆の前に言ったと、それは私は感心しました。そして、若いだけあるなというような感じでございまして、そこで28日から市長初登庁ということで、38歳、私の子供より年下です。私も本当のこと言いますと期待と不安を持ちます。私は親として、そこでこの2週間ですか、一番大変な3月議会、予算もあるし、一番大変ですよね。これからも人事異動というようなことで、1年で一番忙しいこの時期で、市長は市政運営をしなくてはならないということで、よく市長は市民、市民と言うけれども、市民と、ほかにやっぱり議会運営も重要視していただきたいと私は思います。  それで、市長就任すぐ今ウクライナとロシアとの紛争の中で、市長メッセージを送りましたね。それ新聞紙上でも読みました。さすが早いなと、ただ1点残念なのは、市長、残念なのは議会も一言話していただきたかったと。今回この3月議会で、我々議員全員で発議案第1号として出すのですが、ロシア連邦によるウクライナ共和国への軍事侵略に対する決議ということで、ぜひロシアはやめてくれというような、全員で出します。それと一緒に、私は市長も一緒に出していただきたかったなと思います。実は佐倉市も西田市長、議会と一緒にというようなことで私見ましたので、私自身議会と一緒にというような感じを持ちまして、ぜひこれからも議会重視ということもひとつ頭に入れていただきたいと思っております。  そこで、先ほど言いました、いろいろ選挙戦の中で同僚の人たちの応援がありました。その話を聞いていて、市長、今思えば感想ってあったら、どうでしょう。なかったら、それでいいのですが。    〔何事か言う人あり〕 ○成田芳律議長 引き続きお願いします。 ◆石山健作議員 市長の苦しい立場は分かります。そこで、先ほど来、今日は初日でございまして、私受ける、感じる中で、市長、大変な時期に市長を受けたなということは、その中で大型事業、例えば3・3・1号とか新庁舎建設とか、鹿渡南部とか大きい問題なのですよね。そこで、市長はこのような中、要するに財政等検討をしながら進めていくと、私非常にいいと思います。大賛成です、私は。そこで、ぜひこの大型事業を少しでも、少しずつでも進めていっていただきたいと。まだ市長若いのだから十分できると、解決できると私は思います。特に、庁舎建設、新庁舎、これもう四、五年前からのこの議会でいろいろ上がっている問題ですが、これからは加速度をつけてぜひお願いしたいと。  私先日言いましたけれども、造るなら立派なものを造れと、お金少々かかってもいいということは、市長、総合運動場、あれ建てたのもう30年前です。みんな中途半端、運動場のレーンも7レーンしかないのです。7レーンでは何も公開競技にならないのです。やっぱり8レーンなくては、何であんなこと7レーン造ったのかと思うし。また弓道も距離が短くて競技にならないと、46センチ短いと、そういうものを造って、今これ直していたら大変ですよね。今回陳情出ている野球場も、やはりそれもみんな中途半端、私思います。それは何がいけないかというと、そのときの議員もいけないのです。そのとき議員も、ただ考えないでそういうような建設をしたと、私議員の責任もあると思います。ぜひ庁舎も十分検討しながら、いいものを造りましょう。お金かかったっていいですよ、私そう思います。私の孫も男3人いますけれども、3人とも四街道に住めと私は言っています、孫に。この先、長い中で四街道、おまえらもちゃんとこの四街道に住んでというようなこと、私うちは3代四街道出身ですから、そういうふうに孫にも言っています。そういうことを市長も若いのだから、先を見ながらぜひ大型事業でも、いろいろ事業をその中で進めていっていただきたいと思います。  今日こういうふうに食べながらテレビ見ていました。徳島市長は、女性市長で36歳、2019年に当選したと。そこで、今回女性新市長36歳はリコール運動出ているのです。何でリコール運動出たかというと、選挙公約違反って、当選した票が3万2,000何ぼ、リコール運動が7万3,000だったかな、当選した以上にリコールの署名が集まったということなのです。内容的には、市長就任したときには50%の報酬をしていくというのが、1年で100%に戻してしまったとか、そういう大したくだらない中での、そういう若さの至りではないでしょうか。そういうようなことで、リコール運動が起きていると、もう選挙管理委員会はそれを受けるというような話で、私もそういえば鈴木市長も38、歳幾らも変わらないなと思って、やはりそういうところは慎重に、やっぱり公約は公約、そのために市民は鈴木市長を押したのです。ぜひそういうことを肝に銘じていただきたいと思っております。  先ほど来、先月来ですか、これ見ました。市政だより、いい顔しているのではないですか。裏には屋上から花束持って、これ爽やかだなと思いました。そして、動く市長、対話を重視しているというような話だった、さっき。それから、市政の透明化、これ市内全体をきれいにしますというような話です。また、挑戦するまち、これいいではないですか。これから若い、私の孫もそうです。挑戦するまちで、すばらしいまちにしていただきたい。これをぜひ実行していただきたいと思います。これについて、市長ご意見あったらお願いしたいと思います。
    成田芳律議長 関連質問に対する当局の答弁を求めます。  市長、鈴木陽介さん。 ◎市長(鈴木陽介) お答えいたします。  まず、就任してすぐのウクライナの声明については、議会の皆様にご相談なくということで、大変申し訳ありませんでした。ただ、私としてはやっぱり連日テレビで泣いている子供たちを見て、一刻も早く出さなければいけない。ただ、そして今、議会が開会されていない中で単独で出すしかないという判断に至りまして、申し訳ありませんでした。今後しっかり議会を重視してまいりたいと思います。反省しております。  そして、いろいろなご期待のお声もいただきまして、ありがとうございます。しっかりとそこの市政だよりに書いたように、とにかく市長が、もう市民のもとに、いつも市民にとって身近な存在である、顔の見える市長だということをしっかり、対話と現場主義を通じてやっていきたいと思いますし、また市政の透明化という中では、これまでいろいろ、様々な今課題山積というお話もございましたけれども、そういった事態を招かないように、しっかりと透明化を常に図っていくと、そして挑戦するまちということで、やっぱり四街道がほかの自治体から見ても、いろいろ取り組んでいるね、何か四街道いいねと言っていただけるように、石山議員のお孫さんがこの四街道ですくすくと育ってくださりますように、また希望や夢を持てるように、しっかりと市政運営をしていきたいという決意でございます。よろしくお願いいたします。 ○成田芳律議長 石山健作さん。 ◆石山健作議員 ありがとうございました。今市長から、これから先の四街道を語っていただきました。それには、やはり市長、市の職員の方たちのやっぱり協力、努力必要なのです。市長一人ではできません。ぜひ市職員に、働きやすい、仕事しやすい雰囲気、場所をつくっていただいて、それで先ほどの公約をぜひ実現していただきたいと思います。  以上です。 ○成田芳律議長 以上で四街道、清宮一義さんの質問を終結します。  後刻、速記録を調査の上、適当な措置を講ずることとします。                        ◇ △散会の宣告 ○成田芳律議長 以上で本日の日程は終了します。  明日は定刻より会議を開きます。  本日はこれにて散会します。    散会 午後 6時19分...